今回は、人気シンガーソングライター・平井大さんの新曲「愛しき日々の真ん中で」の歌詞を考察していこうと思います。
今年3月から【Sunday Goods】をテーマに3週に1度のペースで連続配信をしてきた平井さん。
曲の配信前からTwitterのトレンドにも入るなど、熱狂的な指示を集めています。
第15弾となる今回の「愛しき日々の真ん中で」は、愛しさと忘れられない想いをファンタジックな表現で綴った切ないラブソングに仕上がっているそうです。
どんな歌詞が綴られているのでしょうか?
早速歌詞を見ていきましょう!

愛しき日々の真ん中で 歌詞考察

この楽曲の登場人物は、主人公の僕と恋人であるキミです。
曲の冒頭から「来るはずのない明日」という不穏な歌詞が歌われています。
来るはずのない明日を静かに見つめ続ける主人公。
一体何があったのでしょうか?

キミとの幸せだった日々を振り返っています。
二人で語り合った「未来の詩」は、キミが居なくなってしまってからも僕の心に残り続けています。
奇跡が起きないとキミに会うことが出来ないという歌詞から、単純に別れたわけではなさそうです。
一緒に話した未来を見ることが出来ない、歌詞から伝わってくる主人公の悲しみを考えると、キミと死別してしまったのではないかと考えることが出来ます。
キミが亡くなってしまってからも、いつもどおり過ぎてゆく時間の中で、主人公だけが喪失感の中取り残されています。
恋人を失って呆然としている様子が想像できますね。

何をしていてもキミのことばかりが浮かんでくる主人公。
キミを送っていったいつもの駅や、何気ない夜のことなど、キミと過ごしたかけがえのない思い出が頭の中を駆け巡ります。
主人公は、キミと過ごした思い出の中で待ち続けることを決意したようです。

事情を知らない周囲の人は「また新しい出会いがある」「いつまでも過去に囚われてないで前を向きなさい」など、無神経にアドバイスして来るかもしれません。
ただ主人公にとってキミの存在は、すぐに忘れてしまえるような軽いものではないのです。
キミが現れることは永遠にないと分かってはいても、ずっと待ち続けると誓います。
「忘れられない想い」という楽曲のテーマが込められていますね。

いつまでも現れることのない人を待ち続けるのは、生半可な気持ちでは出来ません。
消えてしまいそうなかすかな希望を、キミが残してくれた「未来の詩」で守りながら、少しずつ前に進んでいきます。
「キミと描いていた明日を今日も生きてる」少し複雑ですが、キミとの明日を胸に今日も生きている、つまり、キミとのことを忘れることなく、少しずつ前に進んでいるということでしょう。
キミに対する愛おしさが伝わってきます。

天国にいるキミに向けて呼びかける主人公。
キミに対する想いはいつまでも変わりません。
キミのことを想うとすぐに浮かんでくる約束の店と思い出の海。
いつか行きたいという「未来の詩」は、叶わなかったのかもしれません。
また逢うことが出来たのなら、二人でその約束を果たしたいですね。
前半のサビでは「また会える」だった歌詞が「また逢える」に変わっています。
逢うは、会うと同じ意味ですが、より思いを込めるときに使われます。
主人公が、またキミに逢えると確信していることが分かりますね。

もし奇跡が起きてキミが舞い降りてきてくれるのなら、待ち合わせ場所は「“愛しき日々の真ん中で”」。
彼女と離れてしまっても、変わらず想い続ける主人公の強い愛情が伝わってくる素敵な楽曲でした。

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さいごに
いかがでしたか?
平井大さんの綺麗な歌声で紡がれる感動の物語。
まだまだ続く【Sunday Goods】の楽曲にも注目です!