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北川悠仁作詞作曲『イロトリドリ』。
ゆずの二人も出演した「ユーキャン通信講座」のCMに起用された、2013年発表の配信シングル楽曲です。
『イロトリドリ』のMVでは、ファンから募集した”めいいっぱいの自分らしい”表情の写真が使用され、見ていて楽しく、さらにはファンを喜ばす精神にあふれたゆずの優しさが感じられます。
2017年に発売した『YUZU 20th Anniversary ALL TIME BEST ALBUM ゆずイロハ 1997-2017』には、いきものがかりとコラボした『イロトリドリ』が収録されました。
タイトル通り、一人ひとりの個性は色とりどりであることを軽快に主張した『イロトリドリ』。
どんな歌詞なのか考察していきます!

『イロトリドリ』歌詞考察
踊りたくなるリズムで

冒頭は韻を踏んで、踊りたくなるような歌詞で始まります。
「どんな願いも叶うように」、ゆずが提供してくれる楽しさ、喜び、嬉しさ、歓喜。
豊かな感情が流れゆくように綴られた歌詞です。
肩の荷を下ろして

MVからも分かりますが、澄み渡る青空が感じられるような歌詞。
自然とポジティブな世界へ引っ張り出されそうな勢いです。
「そんなもんさ」という言葉が肩の荷を下ろしてくれます。
ここ登場する「山口」ですが、なんと誰のことかは分かっていません。
いきものがかりとコラボレーションした楽曲の方では、「山下(穂尊です!)」にアレンジされています!
偶然の出会いを夢見て

ここでは、一人一人の色が世界を作っていくということが歌われます。
持っている色は違っても、それは欠けてはならない輝かしいカラーです。
ゆずが言うように、私たちは自分たちの色を重ね合わせて世界を作っています。
「(どこかで)いつか君にも会えるといいな」という歌詞からは、まだ見ぬ未来への楽しい予感を感じさせてワクワクします。
無限の可能性

数字の単位がそろって並べられています。ゆず独特の愉快な表現です。
私たちの持つ色、その時の感情や年齢、様々な環境要因によっても変化する色を、本当に全て数えたら無量大数までいくかもしれません!
そんな無限の世界を感じられる歌詞ですね。
毎日が春のように

私たちの持つ色が、「花」にたとえられています。
満開に開くつぼみのように、花開く可能性が秘められていることが分かる歌詞です。
しかも「君なりのやり方で」という歌詞には、”人と比べなくてもいい””劣等感を抱かなくてもいい”というメッセージが垣間見れます。
ゆずが私たちに投げかける目線は、とても優しく、親和性がありますね。
待ってくれるあの人

昔、鉄棒で逆上がりを頑張った経験のある人は多いと思います。
ここではそんな思い出を綴り、そこで出会えた色(=オレンジ)について歌っています。
「待っててくれた君」が誰なのかはリスナーの想像に委ねられていますが、家族や友人、大事な人が思い浮かぶでしょう。
自分の色が花咲く瞬間を、大事な人達はみんな待ってくれているのです。
まだ頑張れる

「誰もが誰かの心の太陽」—。一人一人の色が、お互いを照らす様子が分かる一節です。
寄り添い、励まし合い、待ち続け、応援し合う。
そんな出来事が、お互いの色を変化させ、深めるのでしょう。
だから、私たちは頑張ることができます。
ここでも登場する「山口」は、最後まで結局分からないままですが…。
それぞれに輝く

もう一度出てくる大事な歌詞。
私たちはそれぞれに輝いて、今を生きています。
日々の中で出会う誰かにその色を変化さ、変化させられ、お互いが相互作用となって新たな色を作り出しています。
そんなことを再び思い起こされる歌詞です。
色を重ねて未来を創造する

「色々あるけど」という歌詞。辛酸を舐めるような日も、辛く悲しい日も、どんな運命にも私たちは立ち向かうしかありません。
それでも、自分の色や大事な人の色が、自分自身を支えてくれる。
そんなことを強く実感できる最後です。
色を重ねていけば、大きな未来が待っています。
大事に大事に、色を失わないように歩んでいきたいと希望に満たされます。

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おわりに
いかがでしたか?
『イロトリドリ』、ゆずの大きな愛情が感じられる楽曲です。
楽しい時、逆に元気のない時、どんなときにも『イロトリドリ』を聴けば麗しい気持ちになれるでしょう。