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ユーモア【King Gnu】歌詞の意味を考察!孤独が癒される!ロマサガRSのCMソング

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King Gnu(キングヌー)「ユーモア」の歌詞の意味を考察します。

スマホ用RPG「ロマンシング サガ リ・ユニバース」(ロマサガRS)の1周年記念TVCMソングに起用された、3rdアルバム「CEREMONY」(2020年1月)の収録曲。

ギター&ボーカルの常田大希さんが作詞・作曲した「ユーモア」の歌詞を見ていきましょう。

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ユーモア 歌詞考察!

ユーモアのポイントはここ!

ひらりこの夜を踊るんだ
なんだかんだで上手く行く
気がしてきた午前一時

素晴らしきこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

「ひらり」から始まる「午前一時」が描かれた頭サビです。

深夜に「悪あがき」をして、何かを切り抜けようとしています

「踊る」というのは比喩で、「具体的に何をしているのか?」については描かれていません。

「ひらり、気がしてきた、一時、素晴らしき、世界、悪あがき、綱渡り、裏腹に、胸騒ぎ」と、立て続けにイ段で韻を踏んでいるところが「ユーモア」にあふれています。

ロマサガRS・ポルカ編は、サーカス団の曲芸師ポルカが、何者かにさらわれた妹リズを探すために「塔士」として活躍する物語。

ポルカとリズの曲芸は空中ブランコでしたが、関連する「綱渡り」という言葉が出てきます。

夜通しゲームをする雰囲気も漂いつつ、タイアップ曲の制作に追われる常田さんの姿も重なりそうです。

長い長い夜を超えて
風通る隙間埋めあって

忘れかけたユーモアが
街の景色に色を落とす

1番のAメロです。

徹夜作業(苦労)を乗り越え、仲間とお互いに弱点をカバーし合いながら、冗談を忘れずにいられたら、日常生活が色づいて見える」といったニュアンスでしょうか。

何気なく挟み込まれた「風」という言葉も、ロマサガRSのスキル「風術」を意識したものでしょう。

こうしてロマサガRSのモチーフをさりげなく散りばめるところも「ユーモア」の一環と考えられます。

行き当たりばったり彷徨った
夢にまで見た桃源郷は何処

暗くなったら火を灯そう
孤独を分け合えるよ

1番のBメロです。

「ユートピア(桃源郷)を求めてさまよう」のはRPGの醍醐味でもあり、常田さんの楽曲制作の過程、リスナー自身の日常生活や人生を重ねることもできるでしょう。

「暗く~」はロマサガRSのスキル「闇術」、「火」は「火術」、あるいは技の「烈火残像剣、火刑、火の鳥」、アビリティの「火炎防陣」などとも考えられそうです。

夜通しのゲーム、徹夜作業、長く続く苦労などさまざま状況が当てはまりますが、いずれにしても「孤独」を共有しようと呼びかけています。

のらりくらりと踊るんだ
なんだかんだで憂鬱が
影を落とした午前二時

どうしようもないこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

「のらり」から始まる「午前二時」が描かれた1番のサビです。

他にも「上手く行く気がしてきた→憂鬱が影を落とした」「素晴らしき→どうしようもない」と変わり、丑三つ時らしい絶望感が伝わってきます

それでも変わらず韻を踏み続け、実際に「のらりくらり」としたサウンドや楽曲構成になっているところはやはり「ユーモア」にあふれています。

孤独を共有した後のユーモア

呼吸を拒めなくたって
その両足で立って叫んで

得体の知れない欲望が
小さな体を蝕んだ

2番のAメロでは「もう息をしたくない」といった不穏な「欲望」が見え隠れしています。

それでも息をしなければいけない(呼吸を拒めない)切羽詰まった状況だとしても、どうにか踏ん張って「叫んで」という願いが込められているようです。

「呼吸」はロマサガRSのアビリティ「回復呼吸、練気呼吸、本質吸収、心気の呼吸」などにちなんでいるのでしょう。

キャラクターが「小さな体」で戦うゲームも連想できます。

背伸びしたってアヒルはアヒルか
空の蒼さを眺めているんだ

こんな夜は聞き慣れた
歌でも聞きたいな

2番のBメロでは「高望みしても、白鳥のように空を飛ぶことはできないアヒルの悲哀」が描かれています。

常田さんほどの鬼才でも、これほどもがき苦しみながら楽曲を生み出しているのでしょうか。

リスナーにも、何らかの壁にぶち当たって眠れない夜を過ごした経験があるかもしれません。

あるいはロマサガRSのポルカが父バルテルミーから「朱鳥術」を継承したエピソードも重なりそうです。

こうして「孤独」を共有した後、これまで繰り返されてきた「ユーモア」にあふれたサビ(聞き慣れた歌)へとつながります。

きらりこの世を踊るんだ
なんだかんだで上手く行く
気がしている午前三時

素晴らしきこの世界を
悪あがき、綱渡り
その心、裏腹に胸騒ぎ

2番のサビは「きらり」と「午前三時」以外、頭サビと同じです。

「憂鬱」な丑三つ時に「孤独」を共有したので、実は「胸騒ぎ」のするような「悪あがき」が続いているとしても、「どうにかなる」と腹をくくって前に進むしかない心境に至ったのではないでしょうか。

始まりと終わりはつむじ風
いつだって唐突に揺さぶられ

耐え忍ぶ時は永遠に感じられ
まあそれも今じゃ御一興

似たような歌詞やメロディ、サウンドがミニマルに続くなか、唯一「揺さぶられる」ように曲調が変わるパートです。

「午前一時と午前三時」の「始まりと終わり」は晴れているのに突然発生する「つむじ風」のように「唐突」で、「午前二時」の「耐え忍ぶ時」は長く感じたかもしれませんね。

ロマサガRSの技「つむじ風」も絡めているのでしょう。

ゲームをし続けたり、徹夜作業に追われたり、夜通し悩み抜いたとしても、孤独を共有したの「冗談のように受け止められるでしょう」(御一興=ユーモア)といったニュアンスです。

この後「頭サビ→1番サビ→2番サビ→1番Aメロ→1番Bメロ」が豪快に繰り返されます。

メロディが少しずつ変化しながらサビが重ねられる点も、迷宮に迷い込むRPGのようで「ユーモア」にあふれているのではないでしょうか。

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さいごに

さりげなくロマサガRSに関連する言葉が紛れ込んでいるところも、ゲームと関係ない歌詞としても楽しめる点も、ミニマルなサウンドも「ユーモア」にあふれていました。

孤独感に押しつぶされそうになったときや「空を飛べないアヒル」のように自信を失ったときに「聞きたい歌」になっていたのではないでしょうか。

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