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平行線【Eve × suis from ヨルシカ】歌詞の意味を考察!ガーナチョコのCM曲

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「Eve × suis from ヨルシカ」名義のデジタルシングル「平行線」(2021年2月)の歌詞の意味を考察します。

ロッテ「ガーナチョコレート」のキャンペーン「Gift」のテーマソングとして書き下ろされました。

Eveさんが作詞・作曲した「平行線」の歌詞をチェックしましょう。

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平行線 歌詞考察!

平行線の世界

世界は少しだって 思うようにはならなくて
どうしてもあの頃のように戻れないよ

Eveさんは「平行線」の1年前に、ロッテ「ガーナチョコレート」のキャンペーン「ピンクバレンタイン」のテーマソング「心予報」(2020年1月)を手がけました。

2度目の今回はコロナ禍のパンデミック中ということもあり、ヨルシカのボーカルsuisさんとの男女デュエットで、「平行線」のように交わらない男女のすれ違いが描かれています。

マスクを着用したり、ソーシャルディスタンスを保ったりする必要があり、コロナ前の「あの頃」とは生活が一変しました。

平凡な日常がどれほどありがたいものだったか、痛感している人も多いでしょう。

そのような歯がゆい思いが表現されています。

ねえ

ふたりの秘密だって 君は覚えていなくたって
くだらない話を聞いていたかったの

「ふたり」はコロナ前、まわりの友だちには内緒の「秘密」を共有するくらい、仲が良かったのでしょう。

ところがコロナによって、「ふたり」は会えなくなったと考えられます。

具体的に何なのかはわかりませんが、その「秘密」を忘れてもおかしくないくらいの時間は経過したようです。

ただ「くだらない話」をするという何気ない日常こそ幸せだったと、会えなくなってから気づくところが切ないですね。

伝えたい想いだけが 募ってしまうな
近すぎたのかな

どうやら「ふたり」は仲良く話していたものの、好きだと告白して付き合っていたわけではなさそうです。

距離が「近すぎる」友だち関係のような状態だと、シリアスに「想いを伝える」のが照れくさくなってしまうこともあるでしょう。

それほど仲が良かったのに、いざ離れ離れになると恋心が高まって仕方がないという話ですね。

さよならなんてさ (素直に) 当たり前の毎日が (なれないよ)
続いていくと思っていたから 平行線のまま
届くなら (2人で) ただもう一度今 (今)
胸にしまったまんまの 変わらないこの想いを
君に言おう

いつでも話せると思っていたら、普通に会うことすら難しくなり、大切なことを伝えられない「平行線のまま」会えなくなった人も多いのではないでしょうか。

とくにこの「ふたり」のように友だち以上恋人未満だった場合は、好きだという「想いを伝える」ことがどれほど大切か、身に染みたはず

口に出さなくても伝わるだろうという思い込みにとらわれず、どうにか面と向かって話すことができるといいですね。

一緒に居る時間が大切

ねえ
別に用などないけれど 交わす言葉もないけれど
もう少しだけ一緒に居られたなら

「平行線」は女性が男性にチョコレートを渡し、好きだと告白するバレンタインデーの時期に展開されるキャンペーンソング。

3月から4月にかけての年度替わりに、「ふたり」のうち片方が物理的に遠いところへ引っ越すことが決まったという「さよなら」だとすると、2月のバレンタインデーの頃から「一緒に居られる」のは「もう少しだけ」です。

会ったところで、結局「くだらない話」しかすることはないとしても、限られた時間を共に過ごしたいという気持ちが伝わってきます。

ほろ苦い思い出だけが溶かしてゆくんだ
変わらない風景にさよなら

「ほろ苦い」と「溶かしてゆく」は思い出だけでなく、チョコレートにもかかっているでしょう。

さらに「変わらない」のは好きだという「想い」だけでなく、「風景」にもかかっています。

その「風景」に別れを告げつつ、「君」とは離れたくないという「想い」が募っているようです。

優しくなれたら (近いのに) この手を伸ばせたら (遠くて)
眩しくて痛いまま ただ祈っていた 平行線のまま
届くなら (2人で) ただもう一度今 (今)
胸にしまったまんまの 変わらないこの想いを
君に言おう

「想い」を伝えようと決意しつつ、「平行線のまま」もどかしい状況が続いています。

コロナは2020年にパンデミックとなり、ソーシャルディスタンスを保っていればいつかは収束するはずと我慢を重ねた果てに、いつのまにかコロナ前に戻ることはないという諦めモードが浸透しました。

ビジネスシーンではテレワークに慣れるなど、ウィズコロナに順応するしかありませんが、プライベートな友だち関係、恋愛関係で「平行線のまま」なのは辛いですね。

想いを伝えよう!

この距離は縮まらないまま
交わらないようにできていた
答えなんてない 遅くなんてないから
ただ痛いくらい 今ならまだ間にあうかな
なんてさ

「変わらない想い」はあっても「交わらない関係」のままという、コロナ禍特有のもどかしい日常が表現されています。

描かれているのは切ない恋愛ですが、人間関係全般に当てはまるのではないでしょうか。

「どうすれば解決するのか?」という「答え」は誰にもわからず、先行きは不透明。

それでもバレンタインデーの告白のように「想い」を伝えるというアクションは前向きです。

たとえ年度替わりに別れが訪れるとしても、2月なら「間に合う」でしょう。

短い時間しか残されていないとしても、「遅い」からといって諦めるよりポジティブな生き方になるはずです。

さよならなんてさ (素直に) 当たり前の毎日が (なれないよ)
続いていくと思っていたから 平行線のまま
届くなら (2人で) ただもう一度今 (今)
昨日までの世界じゃなくなっても 心は覚えている
変わらないこの想いを
君に言おう

コロナ前までの「当たり前の毎日」には戻らないことを改めて認識すると、絶望的な気分になるかもしれません。

ただ、「想いを伝える」ことの重要性をひしひしと感じるようになったのは、むしろコロナのおかげともいえるでしょう。

歌物語は最後まで「平行線のまま」でしたが、このもどかしさを乗り越えた先に新たな展開が待ち受けているのではないでしょうか。

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さいごに

告白するかどうか迷っていた人は、「平行線」にそっと背中を押されたことでしょう。

恋愛に限らず、大切な人とは会えるときに会い、伝えたい「想い」を伝え、些細なことでもありがたいと感じながら生きたいものですね。

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