back number2枚目のシングル『花束』は2011年6月22日にリリースされました。
この曲は2011年にTBS系列の音楽番組「COUNT DOWN TV」のエンディングテーマに起用されまいた。
またメジャーデビューして初めてのアルバム「スーパースター」にも収録されています。
この曲のタイトルは『花束』ですが、歌詞の中に「花」に関するフレーズは出てきません。
歌詞にはどんな想いが込められているのか、考察していきましょう。
MVにはシングルジャケットと同様、女優の葵さんが出演しています。
レトロな雰囲気で2人暮らししているような気分になる味わいのある映像になっています。
back numberの演奏シーンも出てきます。
黄色を基調した世界観がとっても素敵ですね。
YouTubeにはショートバージョンのMVや、カバーされた映像、この『花束』を基にした30分ほどの短編映画もYouTubeに載っています。
ぜひ観てみてくださいね。

花束 歌詞考察
二人の会話

女の子:「どう思う?これから2人でやっていけると思う?
男の子:「んんどうかなぁ でもとりあえずは一緒にいたいと思ってるけど」
女の子:「そうだね だけど最後は私がフラれると思うな」
男の子:「んんどうかなぁ でもとりあえずは一緒にいてみようよ」
主人公の男の子と彼女の会話口調の歌詞となっています。
女の子は、2人の未来がどうなっていくのか不安で男の子に問いかけます。
しかし男の子は曖昧ではっきりとした答えを言いません。
真剣に今後のことを考えたい女の子、とりあえず今のことだけ考えてはっきりしない男の子。

女の子:「浮気しても言わないでよね 知らなければ悲しくならないでしょ」
男の子:「信用ないなぁ 僕は僕なりに真っ直ぐ君に向かい合いたいと思ってるよ」
「浮気しても言わないで」という歌詞は女性なら多くの方が共感するでしょう。
少しの嫉妬を込めた想いが伝わります。
男の子の方も、「真っ直ぐ向き合うよ」と素直な気持ちを伝えようとしています。

このサビは覚えやすく、思わず口ずさんでしまうようなメロディーですね。
サビでは男の子がストレートな気持ち打ち明ける内容の歌詞になっています。
さっきまでの曖昧な答えは、女の子への照れ隠しだったのかもしれません。
「ごめんごめんありがとうごめんくらい」という歌詞は、ちょっと頼りない自分を許してほしいという想いが読み取れます。
僕の気持ち

2番は男の子目線で書かれています。
今まで一途に好きになることに、どうしても自信を持てなかった男の子が女の子と出会い、まっすぐに向き合っていくという決意が芽生えたように読み取れます。
1番に出てきたフレーズでは漢字の「真っ直ぐ」と書かれ
この部分ではひらがなの「まっすぐ」になっています。
今までの過去と、今そしてこれからの未来、を区別するためでしょうか。
君とのこれから

自信が無くて、本音をうまく言葉にできない2人ではありますが、「甘い気持ち」を持ち続けて大切です。
何度喧嘩をしたって、「何回だって何十回だって謝る」からと、ずっと女の子と一緒にいたい気持ちを持っています。
1番のサビでは「ごめんごめんありがとうごめん」と3回も謝っていた部分が「君となら笑い合って生きていけるんじゃないかと思うんだよ」になっています。
いろいろなことを乗り越えた2人なら、笑い合っていける未来が見えているかのようです。
好きな人にこんな真っ直ぐで純粋な気持ちを言われたらうれしくなりますよね。

最後に、冒頭のような会話するシーンです。
女の子:「どう思う?これから2人でやっていけると思う?」
男の子:「んんどうかなぁ でもとりあえずは僕は君が好きだよ」
これまで曖昧ではっきりしなかった男の子でしたが、最後に「僕は君が好きだよ」と気持ちを伝えています。
この「好き」という気持ちは、決して曖昧なものではありません。
似たもの同士の2人が言えなかった本音と純粋でまっすぐな気持ちが表現されていましたね。

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さいごに
この曲のMVの最後では、花束が花瓶に生けられて食卓に飾られるシーンが映し出されます。
男の子は、「好きだよ」の気持ちを込めて花束を贈ったのかもしれませんね。
back numberの今後の活動からも目が離せません!