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鋼の羽根【RADWIMPS】歌詞の意味を考察!タイトルに込められたメッセージとは?

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今回は2021年4月5日に配信リリースされ、10枚目のアルバム「FOREVER DAZE」の13曲目に収録された「鋼の羽根」の歌詞考察をしていきます。

「鋼の羽根」は、ヴォーカル・ピアノの野田洋次郎さんが作詞作曲を手掛け、大塚製薬カロリーメイトのCMに起用されました。

では早速歌詞の考察を始めていきましょう!

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鋼の羽根 歌詞考察

あなたとの出会いと好奇心

一人だけで生きていける強さを早く 手に入れる訓練の最中にあなたは
物音ひとつなく現れて 今までの成果台無しにした

ここでの登場人物は主人公と「あなた」です。

主人公は孤独に耐えられるように頑張って「訓練」をしていました。一人きりで生きようとしていた矢先、「あなた」と出会いこれまでの努力が水の泡となってしまった様子です。

「あなた」の存在は主人公にとって大きなもので、「今までの成果台無し」とありますので、もうとても一人孤独に生きていくことなど出来なくなってしまったのです。

「あなた」の存在が主人公の人生を大きく変えてしまった様ですね。

「可」も「不可」もなく 「◯」でも「×」でもない日々が
得体の知れない誰かの思うツボみたいで
どうせなら頭にデカイ「大」の つく「革命」か「惨敗」をしよう

ここでは主人公の現在の立ち位置が描かれています。

特別に良くも悪くもない、中途半端な日常を送っていますが、それは「得体の知れない誰か」の仕掛けた罠にでもハマっているみたいに感じています。

そして、そんな中途半端な状態でいるよりも「大」「革命」または「大」「惨敗」という振れ幅の大きなことをしてしまおうと思っている様です。

中途半端でぬるま湯に浸かっているような日々飽き飽きしているのかもしれませんね。

怖くないとでも思ったかよバカ そんなわけ
でも怖さでは止められないこの胸の 高鳴りは

勿論、大それたことをするのに恐怖心を抱かない訳はありません。

歌詞の「そんなわけ」の後には何もありませんが、「そんなわけ」ないだろう、つまり、怖いに決まってるだろう、と思っているのです。

しかし、その恐怖心を上回る「胸の 高鳴り」を「止められ」ずにいるのが現在の主人公なのです。

リスクは伴っても何か大きなことをしてみたい、という好奇心の方が恐怖心より大きい様です。

「あなた」と出会ったことで、そういった好奇心や野望を抱くようになったと言っても良いでしょう。

君と二人で

揺るぎないものがほしかった 壊れない意志がほしかった
容易い言葉はいつだって 賞味期限は持って3日

枯れない夢がほしかった 「僕」という意味がほしかった
宇宙にぽつんと咲いている 静かな理由がほしかった

それを君と探せるなら 遠回りでもいいと思えた

このサビ部分では、主人公の要望が連なっています。

揺るぎないもの」「壊れない意思」というフレーズが並び、それに対して「容易い言葉」を食品に例えて「賞味期限は」「3日」と表現しています。

そんな言葉とは対照的な直ぐに駄目になってしまうようなモノは主人公は求めていないのです。

更に、「枯れない夢」「「僕」という意味」というフレーズが続いています。

主人公にとって儚く消えてしまうものは不要で「夢」であっても「枯れない」ものが欲しいのです。

そして、ここで「僕」という言葉が出てきます。

主人公の現在の曖昧な日々と同じような曖昧な「僕」ではなく、その存在理由を明確にしたいのです。

以上のような「欲しい」モノを「君」と一緒に回り道をすることになっても探していきたいと願っています。

ここで「あなた」は「」に取って代わられます。

あなた」にはどこかよそよそしい感じがありますが、「」には距離の近さが感じられます。

主人公は「君」と出会い、非常にポジティブになっている印象を受けますね。

曖昧な現状

一番大事なものは手に入らないよう できてることを知ってしまった僕たちが
それでも夢を見られる場所は この旅の先に待ってるのかな

ここでは登場人物が「僕たち」となっています。

主人公と「君」の二人はどうやら一緒に「ほしかった」ものを手に入れようと探していた様です。

しかし、現実は厳しく欲しいモノは「手に入らないよう できてる」という事実を知ることになります。

逆境にある二人ですが、この先更に探しても見つかるだろうかと自らに問いかけています。

「夢」を見る事や「大事なもの」を手に入れるのは簡単な事ではないのです。

何回入れたって自販機に跳ね返される 100円玉がまるで自分を見てるようで
弾かれてるの? それとも君は 頑なに入るのを拒んでいるの?

ここでは、困難な現状を自販機に入れるコインになぞらえて描写しています。

自販機に何度入れても返却口に落ちて行くコインというのは存在し、誰しも経験があり、その様が容易に目に浮かんでくるかと思います。

自販機」=「夢を見られる場所」「100円玉」=「自分」が「弾かれて」いるのだろうかと自問しています。

そして「君」は自らその「場所」に「入るのを」拒否しているのか、と問いかけていますね。

行方知れず住所不定 そんな魂でも
「△」で生きる日々に誰よりも高く手を 振るよ

ここでは「行方知れず」「住所不定」「△」など、きちんと定まっていない表現が見受けられます。

また、「誰よりも高く手を 振るよ」とあります。

心が不安定で曖昧な状態で生きている主人公ですが、その様な状態に対して「手を振る」=さよならする、という解釈が出来るかと思います。

中途半端な状態と決別し、「君」と一緒に振れ幅が大きい「大革命」か「大惨敗」のどちらかの結果になっても理想に向かって進んで行きたいという心情が見て取れます

同じ景色を見た僕ら

揺るぎないものがほしかった 奪えない「今」がほしかった
半端な言葉で埋まんのは 心のコップのせいぜい2%
零れるくらいに満たすため 僕は僕を越えに行くんだ

2番サビ部分も非常にポジティブな表現が連なっています。

主人公が欲しいモノは「揺るぎないもの」で「奪えない「今」」であり、中途「半端な言葉」ではありません。

その様な言葉では心を「2%」すらも満たすことすらできないのです。

主人公は自身の心を充分に満たしたいと願い前進しようとしています。

「僕を超えに行く」とありますが、ここでも中途半端な現状を打破しようという前向きな姿勢が伺えますね。

彼方に投げた願いでも あなたの目蓋に
数えきれない足跡を今も残しているの

溢れる人の中で僕とあなただけが 振り返って見たあの景色が何よりの
答えなんだと僕は思うんだ 違うとはもう言わせないから

ここでは、イタリアの観光地・トレビの泉を思い起こさせます。

この泉に背を向けてコインを投げ入れると願い事が叶う、という言い伝えがあります。

恐らくそんな言い伝えにすがるかの様に、数々の願いをこれまでしてきた主人公。そんな主人公の願いをこれまで一緒にいた「君」は知っている筈です。

現在「君」が目を閉じても数々の願いが「目蓋」に焼き付いて離れていない、と主人公は言っています。

更に、一緒にいる二人は同じ「景色」を見ている筈です。

主人公の「答え」に「君」は異議を唱えることなど出来ないと明言していますね。

二人で見つけあう

揺るぎないものがほしかった 壊れない意志がほしかった
容易い言葉はいつだって 賞味期限は持って3日

枯れない夢がほしかった 「僕」という意味がほしかった
宇宙にぽつんと咲いている 静かな理由がほしかった

それを君と二人ならば 見つけられる気がしたんだ
僕は君のを 君は僕のを 見つけられる気がしたんだ

ラストのサビ部分は1番サビの繰り返しとなってあり、主人公の欲しいモノが連なっています。

そして、主人公と「君」が一緒であれば欲しいモノを「見つけられる」と感じ、また、お互いにお互いの欲しいモノを「見つけ」てあげられると感じた、と主人公は断言しています。

この様に強く断言できる程、主人公と「君」の関係性が強く互いへの信頼が厚いことが伺えますね。

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さいごに

本楽曲「鋼の羽根」にはどの様な意味があるのでしょうか?

「鋼」は鉄の合金で非常に硬いものです。それとは逆に「羽根」はふわふわとした柔らかいものですね。

主人公と「君」の二人が欲しいモノや夢を追い求めるため、まるで鳥が「羽根」=翼をはためかせる様にして飛び回っている姿が目に浮かびます。

「鋼」は二人の硬い絆であり、欲しいモノや夢を手に入れるという強い意志の比喩と解釈できます。

世間では無謀かと思われる事に挑戦するのは勇気や強い意思が必要です。時には同調圧力に屈してしまいそうにもなります。

「鋼の羽根」は、一歩を踏み出せずにいる私たちの背中を押してくれる様な、応援ソングになっているのではないでしょうか。

本楽曲を手掛けたRADWIMPSの今後の楽曲にも注目したいですね!

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