今回は菅田将暉さんの新曲「ギターウサギ」の歌詞を考察していこうと思います。
11月24日にリリースされるCD『ラストシーン』のカップリング曲として収録されるこの楽曲。
初回限定盤のBlu-rayには、本楽曲を初披露したオンラインライブ『菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221』の模様が収められています。
歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?
早速見ていきましょう!

ギターウサギ 歌詞考察
菅田さん自身が作詞作曲を担当した「ギターウサギ」。
この楽曲を初披露した2月のオンラインライブでは、今後歌詞が変わるかもしれないとコメントしていました。
どの部分が変わっているのか楽しみですね。

この曲は、4年ほど前に制作された楽曲を自粛期間中に再構成したもので、元々ちゃんとレコーディングする予定ではなかったそうです。
「ギターウサギ」に関してのインタビューで、菅田さんは、以下のようにコメントされています。
ギターの練習をしているときの様子を描いた作品なのですね。
歌詞の冒頭では、その練習風景が描かれています。
幼稚園の頃からピアノのレッスンを受けていたという菅田さん。
ピアノのように一音一音はっきりとした区別のない、ギターの演奏の難しさが表現されています。

「誰にも見せない 俯いた時間」とは、コメントにあるように、それぞれが家で練習している様子を指しているのだと思います。
ウサギみたいに瞳が赤くなるまで、寝る間も惜しんで一生懸命練習した日々。
インタビューで菅田さんが答えていましたが、ウサギは寂しがりやというイメージを持たれていますが、実は性欲旺盛で一匹狼な動物だそうです。
寂しくないウサギが、側から見ると寂しそうに見えるという矛盾を表していると回答されていました。
誰とも会わずに引きこもって練習しようと決めた日曜日。
ウサギのように単独行動を好む主人公が、一人でギターを練習している様子が浮かんできます。

この部分は、目的もなく日々を過ごしている主人公の心を表現しているのでしょうか?
ただ流されるだけの日常を過ごしていくうちに、心がすり減り、体が錆びついてきます。
誰かに見つけてほしい、誰かと一緒にいたいという願いが歌われているように感じました。
かくれんぼは飽きたと思っていても、シャイなウサギである主人公は、自分から「はやく見つけてよ」なんて言えません。
寂しくないけど寂しがりに見られる、ウサギの葛藤が描かれています。

名前も知らないギターのコード。
練習に没頭して眠れなくなっています。
なかなかうまく弾けずに苛立っているようです。
性欲旺盛なウサギのように、「腰はふれない」=ウサギのような性格なのに、うまく弾けないことを表していますね。
何かとうるさい恋愛は、菅田さん自身の恋愛を歌っているのかもしれません。
先日、女優の小松菜奈さんとの結婚を発表した菅田将暉さん。
小松菜奈さんも映画「さよならくちびる」で、ギター演奏を披露しています。
お互いのこれからについて「どうかするかい」と問いかけているように感じました。

音楽のある生活を求めている主人公の姿が描かれています。
ポップ、ゲームソング、ヒップホップ、ラヴァーズ・ロック、どんな歌でもいいから、隅っこに居てほしい。
音楽が日常の一部になっている様子が伝わってきます。

いつかこのギターの隣で歌ったり、叫んだりする二人は、菅田将暉さんと小松菜奈さんでしょう。
結婚を発表した二人は、もう「誰にも言えない」関係ではありません。
最後の「赤い」は、嬉し泣きで赤くなった目を指しているのかもしれないですね。

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さいごに
いかがでしたか?
幸せそうな二人の姿が浮かんでくる素敵な楽曲でした。
これからの活躍にも注目です!
よく行くバーで、僕が「来週、Mステだから」とか言いながら(笑)ギターの練習をしていたら、周りのみんなも触発されて、ギターブームみたいになったんですよ。
そこにひゅーいくんも来るから、みんなで習ったり、一緒に歌ったり、そんな夜を過ごしていて。
そのあとにそれぞれが持ち帰って練習している様を含めて描いています。
家で夢中になってひとりでギターを触っている時間が僕も好きなんです。
ヘタくそだからこそ、家で一生懸命に練習しているんですけど、あのときの脳内って、すごく無意識で変な感じだから。
それをそのまま形にしました。