メンバー全員が10代で、現役高校生の時に活動を始めた、大注目の若手バンド・chilldspot(チルズポット)の新曲「Groovynight(グルービーナイト)」が6月11日にリリースされました。
ティーン・エイジャーとは思えない表現の豊かさに注目しながら歌詞を解釈していきたいと思います!
chilldspotの紹介記事はこちら!
「Groovynight」 歌詞考察!
タイトル「Groovynight」の「Groovy」は『素敵な・かっこいい』、MVに映るバーの名前「POLESTAR」には、『注目の的』という意味があります。
あるクラブの夜、女の子がひと休みしようとダンスフロアから地上に上がり、タバコを一本吸って戻るまでの3分間の物語。
主人公は素敵な夜に何を求めるのでしょうか?
それでは歌詞の意味を紐解いていきましょう!
タバコでリラックスする主人公
葉っぱ=タバコですね。
MVにもタバコに火を付ける女性が映っています。
タバコを吸うことで重苦しい現実から開放され、リラックスする主人公。
喫煙によってセンシティブになった感覚の中で、君が乗ってきた普段はうるさいバイクのエンジン音も、今は愛おしく感じ、バイクから降りた君が近づいてくる足音が頭に響きます。
迎えに来た君のバイクに乗って夜の道路を駆け抜ける二人。
このままどこまでも進んでいけるような気がします。
ボーカルでもあり作詞作曲を担当している比喩根(ひゆね)さんは過去のインタビューでバンドの結成理由を以下のようにコメントしています。
高校2年生ぐらいから弾き語りをやっているんですけど、自分で初めて“夜の探検”という曲を作ってみたんですね。
そのときに、出来てはいるけど、もっと自分の頭の中にあるものをちゃんと表現したいと思ったんです。
ギター1本の弾き語りは0から1までしか出来ないけど、バンドでやれば1が10になって100、1000と次々にブワーッと広がる。
本格的にバンド活動を始めたら、「もしかしたら、自分たちはいいところまでいけるんじゃないかな」って予感がしたんです。
このインタビューから、このAメロは自分達chilldspotに宛てたメッセージでもあるのかもしれないと思いました。
素敵な夜の求めることとは?
「浮遊したい」というのは、住みにくい世の中から抜け出して自由に生きたいという心の表れではないでしょうか?
「groovynight」=素敵な夜にがんじがらめの社会から解放され、気の向くままふわふわと過ごしたいと願う主人公の気持ちが読み取れます。
どこまでも行けそうな高揚感
熱いお風呂の中でゆっくりと温まれば、気分もリフレッシュして軽くなります。
心に余裕ができることで、響いていた君の足音ですら愛おしく感じます。
ずっと吸っていたタバコが短くなったのでぽいっと捨てる描写、「チリチリ頭になった」という歌詞がこの若さで思いつくことに驚愕します。
タバコとお風呂ですっきりとした心はリラックスして、どこまでも延々と進んでいけそうな気がします。
「軽い心と足音」から主人公はスキップでもしているのでしょうか?
MVでは主人公と思われる女性が力強く踊っています。
世の中のすべてが自分の思い通りになるかのような高揚感。
ダンスを終えた女性がリップを塗り直し、再び冒頭のBAR・POLESTARに戻っていく描写でMVは終わります。
しがらみから抜け出し、自由に踊った後、「注目の的」という意味の店に戻る主人公。
周りの人から見られている、相互に監視しているような生きにくい世の中から抜け出そうというメッセージのように感じました。
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さいごに
20歳とは思えない歌詞とメロディで多くの人を魅了するchilldspot。
これからも卓越したセンスで私達を驚かせてくれるはずです。
これからの活動も要チェック!