不思議【星野源】歌詞の意味を考察!言葉にできない感情に迫る!

今回はドラマ「着飾る恋には理由があって」の主題歌、星野源さんの「不思議」の歌詞を考察し解釈していきたいと思います。

これまでは照れながらラブソングを作っていた星野さんが、ラブソングと正面から向き合って書いたという「不思議」。

星野さんがインタビューで答えていたように「キスにも、涙にも似合う曲」の中身を見ていきたいと思います!

『着飾る恋には理由があって』ストーリー

自分を着飾って生きてきた主人公・真柴くるみ(川口春奈)がシェアハウスに入居したことで同居人の藤野駿(横浜流星)と出会い、ぶつかりながらも惹かれ合っていくという物語です。

憧れの人・葉山祥吾(向井理)と駿の間で揺れるくるみの心から目が離せないハラハラ・ドキドキのラブストーリー。

シェアハウスの個性的な住人が引き起こす事件によってだんだん近づいていく二人の距離にキュンキュンする人が続出しています。

ドラマの内容から「不思議」を書き下ろした星野さん。

どのシーンにも合う曲は、恋をしている人はもちろん、聴いているだけで胸が躍るラブソングです。

なぜラブソングで「不思議」なのか?

自分にとっての愛、恋をちゃんと歌にしようと思って作ったというこの曲。

インタビューでは次のようにコメントしています。

曲を書いている途中で「不思議」というタイトルが浮かんで、「不思議」をゴールと想定したら途中まで見えていた景色が完成していく感覚があったんです。

星野さんにとっての「不思議」な点はどこだったのでしょうか?

約1年前にリリースされたラブソング「折り合い」という星野さんの楽曲。

元々バナナマン日村さんのバースデーソングとして作られた曲ですが、その楽曲の中で

「愛してるよ君を 探してるよいつも 他人のようで違う 2人の折り合いを」という歌詞があります。

結婚した二人は他人ではないですが、血の繋がりはありません。

折り合いを付けながら日々を過ごしていく、という考え方は今回の「不思議」にも取り入れられているのではないかと思いました。

「不思議」歌詞考察!

前置きが長くなってしまいましたが、歌詞考察をしていきます!

恋愛=不思議をテーマに描かれていく歌詞に注目です。

息苦しい世の中で出会った君という存在

君と出会った この水の中で
手を繋いだら 息をしていた
ただそう思った

「水の中」とは息苦しく生きにくいこの社会を表しています。

同じことを何度も繰り返す面白みのない日常が、君と出会ったことによって特別なものに変わっていった。

恋をしたときのドキドキ感をうまく表現した素敵な歌詞ですね。

彷徨う心で 額合わせ
口づけした 正座のまま
ただそっと笑った

「正座のまま」というのはお互いに緊張している様子を表しているのでは無いでしょうか?

付き合う前、付き合いたての二人が緊張しながらぎこちない口づけをしてふふっと静かに笑っている様子が浮かんできますね。

希望あふれた この檻の中で
理由もない 恋がそこにあるまま
ただ貴方だった

「希望あふれた この檻の中で」という歌詞は、いろいろなものに縛られる社会を皮肉った歌詞ですね。

檻の中のような社会の中で不思議だけれど理由もなくただ貴方を好きになった。

好きになった理由を説明しようとしても後付になってしまう、ただ純粋に貴方が好きだと言う感情が生まれたという意味でしょう。

何もかもが違う君だけどそばにいたい

幼い頃の記憶 今夜食べたいもの
何もかもが違う
なのになぜ側に居たいの
他人だけにあるもの

生まれた場所、育った環境、今思い浮かべていること、何もかもが違う二人が互いに分かり合うことによって生まれる「恋」。

他人なのに通じ合える、そんな不思議な関係が恋なのではないでしょうか?

『折り合い』の中でも出てくる『他人のようで違う』二人の不思議さが描かれていますね。

“好き“を持った日々を ありのままで
文字にできるなら 気が済むのにな
まだ やだ 遠く 脆い
愛に足る想い
瞳にいま 宿り出す

”好き”という感情を文字にできたらどんなに良いでしょうか?

科学技術が進歩した現代でも全ては解明できない「好き」という感情。

「愛」と言い切ることはまだ出来ないけれど、それに足る想いが瞳に宿る、上手く説明できないけど、ただ君が好きだというメッセージのように聞こえました。

きらきらはしゃぐ この地獄の中で
仕様のない身体 抱き締め合った
赤子に戻って

地獄のようなこの世界で、お互いの身体を寄せ合い愛を確かめる二人。

地獄に生きる人間への救いとも取れる愛の尊さを歌っています。

躓いて笑う日も 涙の乾杯も
命込めて目指す
やがて同じ場所で眠る
他人だけの不思議を

楽しい時も、悲しい時も二人で一緒に過ごします。

やがて人生を終え同じ場所で眠りにつく二人は、その命ある限り不思議な愛を理解しようとするのです。

言い表せない”好き”という力

“好き“を持ったことで 仮の笑みで
日々を踏みしめて 歩けるようにさ
孤独の側にある
勇気に足るもの

生まれてから死ぬまで孤独な人間の一生、辛いときの仮の笑みも他人には気付かれません。

しかし、「好き」という感情を持ったとき、その「好き」は生きていく勇気に足るものとして孤独の傍で支えてくれる大きな力になります。

遺らぬ言葉の中に
こぼれる記憶の中に
僕らはいつも居た

君と交わした言葉や、君との記憶はいつか薄れて消えてしまうかもしれないけれど、僕と君が「居た」、愛し合っていたという事実はいつまでも残ります。

どういうものか言葉で表すことは出来ないけれど、確かにあった愛。

恋愛とは不思議なものであるという星野さんからのメッセージが伝わってきますね。

“好き“を持った日々を ありのままで
文字にできるなら 気が済むのにな
まだ やだ 遠く 脆い
愛に似た強い

言葉で説明できない不思議な感情について書かれています。

愛に似ているけど愛という言葉では言い表せないほど強い感情。

”好き”を言葉にできないもどかしさが伝わりますね。

君に届ける不思議な愛の歌

君想った日々を すべて
乗せて届くように詰め込んだ歌
孤独の側にいる
愛に足る想い
二人をいま 歩き出す

言葉で表現できない不思議な感情を君に届くように詰め込んだ歌。

愛に足る想いを生み出してくれる大切な人がいるからこそ、孤独な一生を生きていくことができるのと伝えたかったのではないでしょうか?

恋愛への思いが伝わってくる素敵な楽曲ですね。

さいごに

いかがでしたか?

ドラマの主題歌としてだけでなく、孤独な人生を送る我々一人一人に向けた人生の応援歌のような楽曲でしたね。

永遠に理解できないであろう不思議な感情ですが、君が好きだという強い思いが伝わってくる素敵な楽曲でした。

星野さんの今後の活動にも注目です!