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深い森【SEKAI NO OWARI】歌詞と和訳の意味を考察!バンド名の由来となった、セカオワ初期曲

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セカオワことSEKAI NO OWARI「深い森」の歌詞と和訳の意味を考察します。

全16曲の2ndアルバム「ENTERTAINMENT」(2012年7月)のラストを飾る収録曲。

Fukase(深瀬慧)さんが作詞・作曲した「深い森」の歌詞と和訳の意味を見ていきましょう。

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深い森 歌詞考察

鳥も獣も不自由?

Inside the birdcage freedom is sung
So loud that our freedom song can’t be heard
All the lives lost make no difference to us

(カゴの中の鳥は「自由」を歌う
人類の「自由」の歌が聴こえないように
命が奪われていくのは慣れちゃったけど)

出典:深い森 / 作詞・作曲:深瀬慧 英補作詞:Nelson Babin-coy

3拍子のワルツのリズムと、オートチューンのかかった全編英語のボーカルが印象的な「深い森」。

「ズンチャッチャ」と踊り出したくなる楽しげなサウンドですが、歌詞は曲名どおり「深い森」に連れて行かれるような意味深な内容になっています。

「カゴで飼われている鳥」とはペットのことでしょうか、あるいは動物園にいるのでしょうか、それとも食用の家禽(かきん)のことでしょうか。

「野鳥」なら「自由に空を飛ぶ」ことができますが、「飼われている鳥」にはその「自由」がありません。

実際は「不自由」なのに、「人類」には「鳥の鳴き声」が「自由」を歌っているように聴こえるという話でしょう。

「鳥の自由を奪っているのは人類」ですが、その「人類」も「自由」を歌っているのに「鳥の歌声のほうが大きくて、人類の歌声はかき消されている」と皮肉が効いています。

しかも「鳥の命が奪われることに、人類は慣れている」と指摘されたら、図星としか言いようがないでしょう。

The prayers of beasts locked inside the camp
Are softly surrounded by the poison gas
It’s just like what the world feared of all those years ago
The stories from 1940 to 1945

(保健所に囚われた獣の祈りを
毒ガスが優しく包み込む
それはまるで1940年から1945年に起きた
世界が恐れたアノ出来事のように)

出典:深い森 / 作詞・作曲:深瀬慧 英補作詞:Nelson Babin-coy

「保健所」に保護、収容された動物は「人類」によって「命を奪われる」という事実が指摘されています。

「アノ出来事」とは「第二次世界大戦中にドイツのヒトラー率いるナチスがアウシュヴィッツ強制収容所で行ったホロコースト」のことでしょう。

日常的に「人類」が「動物」に対して行っていることは、「人類」が「人類」に対して行った「アノ出来事」と似ているという話です。

「対象が人類から動物に変わるだけで、残虐性が薄れるのはなぜか」という命題のようにも感じられます。

End of the world
End of the world

(世界の終わり
世界の終わり)

出典:深い森 / 作詞・作曲:深瀬慧 英補作詞:Nelson Babin-coy

セカオワのバンド名の由来になった、1番のサビです。

「End of the world」は、2013年に始動した世界展開名義にもなりました。

Fukaseさんが閉鎖病棟に入院した経験と、「自由を失った動物」の思いがリンクしたのかもしれません。

蝶と猫の場合

Inside the bug cage the butterfly prays of freedom
And our freedom prayers can’t be heard
All the lives lost make no difference to us

(カゴの中の蝶は「自由」を願う
人類の「自由」の願いが届かないように
命が奪われていくのは慣れちゃったけど)

出典:深い森 / 作詞・作曲:深瀬慧 英補作詞:Nelson Babin-coy

2番に入り、今度は「捕まえられた蝶が自由を祈り、人類の自由の祈りは届かない」状況になりました。

虫の命を奪うことに罪悪感を抱かなくなった人間の自由の祈りより、不自由な虫の自由な祈りのほうが心に響く」というニュアンスでしょう。

「カゴ、保健所」を閉鎖病棟、「鳥、獣、蝶」をFukaseさん自身になぞらえているのかもしれません。

どのような生き物でも、完全に「不自由」な状態になった経験がないと、「自由の歌や祈り」を響かせることはできない、という戒めのように感じられます。

さらに、「人類」と「人類以外の生き物」の「命」の扱われ方に違いがある点にも言及しているようです。

Fukaseさんは「人類以外の生き物」の心に寄り添うことができるのではないでしょうか。

In a pet shop where life has a price tag
We pick up and hold the lonely cat to our chests
It’s like buying and selling a life for profit
Oh, what’s it called again?
I’m too tired to remember the word

(命に値段のついたペットショップの孤独な猫を
人間が優しく抱きあげる
それはまるで命を売り買いする
みんなが嫌いな、、、何だっけ?
眠くて”言葉”が思い出せないや)

出典:深い森 / 作詞・作曲:深瀬慧 英補作詞:Nelson Babin-coy

「猫を飼う」ためにはお金を払って「買う」必要があります。

現代社会では一般的な行為ですが、対象が「猫」ではなく「人間」であれば、長い歴史のなかで行われてきた「人身売買」になるでしょう。

さらに具体的な「言葉」もあるはずですが、「思い出せない」とのことなので、ここまでにしておきます。

「猫を買うのは正しい行為で、人間を買うのは間違った行為」という社会通念に対して一石を投じているのではないでしょうか。

この後、1番のサビが繰り返されます。

深い森に連れて行かれた?

Everybody has a different view of this world
I just want to live in harmony
There is no life that comes with a price into this world
I just want to treasure everything

(みんなそれぞれ考え方は違うと思うけど
僕は地球と共存していきたいんだ
命に最初から価値なんてないけれど
だからこそ大切にしたいと思うんだ)

出典:深い森 / 作詞・作曲:深瀬慧 英補作詞:Nelson Babin-coy

Nakajinさんのギターソロに続く、3番です。

「ペットには値段がついているので何ともいえない部分もあるけれど、どの命もお金でやり取りできないほど大切なものだ」と主張しているのでしょう。

根本的に「自然と調和した生き方がしたい」とのことので、「命に価値がない」というより、「命はお金に代えられない」といったほうが通じやすいかもしれません。

ただ「人間と自然」や「考え方の違う人間同士」で対立構造が生まれてしまうのも本末転倒になるので、「ペットとして動物などを買う」行為を批判したいわけではないでしょう。

One day I began to feel that dogs weren’t locked up in chains
So please let me ask you this:
“What is the reason that you are free?”

(いつの日からか僕は犬が鎖につながれていないと
不思議に思うようになっていた
「どうして君は自由なの?」と)

出典:深い森 / 作詞・作曲:深瀬慧 英補作詞:Nelson Babin-coy

サビが繰り返された後に続くラストです。

現代の社会通念上「飼い犬と屋外で散歩するときは、鎖などでつながなければいけない」と考えられています。

つまり「ノーリードで散歩している犬に対して、不思議に思う」のは常識的なことです。

しかし、Fukaseさんは「このように常識的な考え方をするようになったのはいつからだろう?」と疑問を投げかけているのではないでしょうか。

もちろん「屋外でも犬を自由にしてあげたいから、鎖を外した」といった飼い主の言い訳は通用しません。

「自然と調和したい」といっても「人間同士が不調和」になるようでは成り立たず、人間中心主義に陥るのも問題です。

簡単には答えがまとまらないところが「深い森」の結末といえるでしょう。

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さいごに

「自然との調和」について考え始めると、「深い森」に行きつくという展開でした。

アルバムのラストにふさわしい楽曲ともいえるでしょう。

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