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F.O.O.L【King Gnu】歌詞の意味を考察!モータースポーツイベント「Red Bull Race Day」テーマソング

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King Gnu(キングヌー)「F.O.O.L」の歌詞の意味を考察します。

シングル「BOY」(2021年12月)のカップリング曲で、都心型複合モータースポーツイベント「Red Bull Race Day」(2021年12月)のテーマソングとして書き下ろされました。

常田大希さんが作詞・作曲した「F.O.O.L」の歌詞の意味を紐解きましょう。

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F.O.O.L 歌詞考察

2種類のサビで対立構造を表現?

光差し込む方見な
柵は大空に放りな
阿呆ものだと哂われた
先に待ちゆく勝利だ
少年じゃ居らんないぜ
何処迄も争う輪廻の果て
今を脈打つ心臓の
鼓動に合わせて踊りな

出典:F.O.O.L / 作詞・作曲:Daiki Tsuneta

常田大希さんのラップによる「頭サビの前半」から始まります。

語尾が「い段」の「光、差し、柵(しがらみ)、放(ほう)り、先に、勝利、鼓動に(ビート)に」や語尾が「い段+あ段」の「~方見な(ほうみな)、放りな、勝利だ(Winner)、踊りな」などのライム(韻)がすさまじいですね。

「Winner」は歌詞には入っていませんが、おそらく「英語表記の曲名に対して、歌詞は日本語表記のみ」にこだわったのでしょう。

曲名の「F.O.O.L」は歌詞では「阿呆(あほう)もの」になり、「心臓の鼓動」を「ハートのビート」と読ませています。

内容的には「余計なものを捨てて、光に目を向けよう。アホだと笑われた。先に生まれたら(大人の)勝ちだ。少年ではいられない。どれほど生まれ変わっても(輪廻)争い続ける。今を生きる心臓のビートに合わせて踊ろう」といったニュアンスでしょう。

ツインボーカルのKing Gnuは「Flash!!!」(2018年7月)と「Prayer X」(2018年8月)のように、常田大希さんメインの激しい曲と井口理さんメインの穏やかな曲などの対極っぽい2曲を並べることが多く、今回は穏やか路線の「BOY」に対する激しめ路線の「F.O.O.L」という展開。

同じシングルのカップリング曲で「少年じゃ居られない」と表題曲の「BOY」を覆すところは皮肉が効いています。

分かち合いたいね 獣になって
そのエナジーを 撒き散らかして
愛を欲しがって 足りないと嘆いて
キリが無いの 無い物強請り

出典:F.O.O.L / 作詞・作曲:Daiki Tsuneta

井口理さんのボーカルによる「頭サビの後半」です。

「分かち合いたい(かち・あい・たい)、エナジー(なじ)、散らかし(かし)、愛、、足りない、(キリが)無い、無い物強請り(ない・だり)」と「あ段+い段」で韻を踏んでいます。

「無い物強請り(ないものねだり)」をしても「キリが無い」ので、自由にパワフルに生きることを共有したい、といった楽曲のテーマが描かれているようです。

「撒(ま)き散らかしながら、分かち合いたいエナジー」は、タイアップ先の「エナジー」ドリンク「Red Bull(レッドブル)」由来でしょう。

オルタナティブな常田大希さんのラップで轟音のモータースポーツを表現しつつ、メインストリームでは井口理さんの美声のほうが受け入れられやすい点を踏まえ、2種類のサビを用意したと考えられます。

その声聞かせてよ
忘れかけてた光を
ハッと思い出させて
愛を測らないでよ
雨上がりの影法師が
ニヤッと笑う

出典:F.O.O.L / 作詞・作曲:Daiki Tsuneta

常田大希さんのボーカルによる「1番のAメロ」です。

「光と影、大人と子供(少年)、愛と無い、晴れと雨」などの対立構造や「争い」が描かれているのも、モータースポーツの「戦い」に由来するでしょう。

歌物語としては「さまざまな違いがあっても、それぞれ自由に生きて、エナジーを分かち合いたい」という内容です。

「雨上がりの影法師」は「雨が上がり、晴れて光が差し込んだことによりできる人影」と思われますが、「泣き笑いによる光と影」のようにも受け取れます。

常田大希さんと井口理さんは同郷の先輩と後輩なので、「大人、影」を象徴する常田大希さんが「F.O.O.L」、「少年、光」を象徴する井口理さんが「BOY」的な存在として、ツインボーカルで戦いつつ「分かち合う」遊びを仕掛けているのかもしれません。

怒り刺し込み
鋭利な悲しみ
大それた正義だ
御上のお達しで
我ら右往に左往に火の車也
業の中目を向けな
×××から墓までの話さ
女に男に両刀も皆
鼓動に合わせて踊りな

出典:F.O.O.L / 作詞・作曲:Daiki Tsuneta

常田大希さんのラップによる「1番のサビ前半」です。

「怒り、悲しみ」など語尾が「い段」のライムで「影」の部分が表現されています。

「御上(おかみ)」云々は「タイアップの連続で、King Gnuは大忙し」(我ら~火の車)と弱音を吐いているのかもしれません。

あるいは「正義」の名のもとにトップダウンの社会構造になっているので「音楽業界を含めた大衆は混乱するばかり」とも解釈できます。

「業(カルマ)」は「行為」という意味なので、「それでもやるべきことをやるだけ」です。

「×××(ピー音)」は何を言っているのかわかりませんが、「ゆりかご」以前の伏せ字にするべき言葉でしょう。

「女と男」の性差だけでなく、LGBTQにも配慮しつつ言葉遣いが少々乱暴なのは、新型コロナのパンデミックによるストレスを表現しているからでしょうか。

いずれにしても「光と闇」の「闇」を抱えた日常でも「やるべきことをやって踊ろう」という展開です。

この後、井口理さんのボーカルによる「頭サビの後半」が繰り返されます。

多様性を認め合おう!

やさしさ求めて
大人になってゆくの
喜怒哀楽丸ごと

出典:F.O.O.L / 作詞・作曲:Daiki Tsuneta

常田大希さんのボーカルによる「2番のAメロ」です。

「阿呆もの」と笑われた「少年」が「大人」へと成長する様子が描かれています。

常田大希さん自身、「大人」への反発心からクリエイティブレーベル「PERIMETRON」(ペリメトロン)を立ち上げ、同世代の若手たちで「やるべきことやっている」うちに「大人」になってきた様子が重なるかもしれません。

風吹くままの 右も左も知らぬ
夢想家だと 哂っておくれよ
赤青黄色の 血巡らせて
空の飛び方は ひとつじゃ無いから

出典:F.O.O.L / 作詞・作曲:Daiki Tsuneta

井口理さんのボーカルによる「2番のBメロ」です。

「風吹くまま」は「風に吹かれて」(1963年5月)のボブ・ディラン(Bob Dylan)、「夢想家」は「イマジン」(1971年10月)のジョン・レノン(John Lennon)が重なるでしょう。

「赤青黄色」は「動脈(赤)、静脈(青)、アジア人(黄色)」という意味ですね。

思想的な「右、左」や人種の違いといった多様性を認め合おうとしています。

分かち合いたいね 獣になって
そのエナジーを 撒き散らかして
愛を欲しがって 足りないと嘆いて
キリが無いの 亡い物強請り

出典:F.O.O.L / 作詞・作曲:Daiki Tsuneta

2番はサビの前半と後半が逆転していて、先に「頭サビの後半」がきますが、一部「無い物→亡い物」と表記が変わりました。

誰もが「亡くなる」ことを考えると、違いを共有しながらパワフルに生きたくなるのではないでしょうか。

ラストに「頭サビの前半」が繰り返されることで終わりと始まりがつながり、永遠にループ(循環)するような「輪廻」が感じられます。

いつか戦いに終わりがくるといいですね。

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さいごに

タイアップ先の意図を汲みつつ、「どろん」的なKing Gnuのオルタナティブな部分も発揮されているところが「F.O.O.L」の醍醐味ではないでしょうか。

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