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Flamingo【米津玄師】歌詞の意味を考察!読み解くのではなく、味わう価値

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今回は、米津玄師さんの「Flamingo」の歌詞を考察していきます!

SONYワイヤレスヘッドホンのCMソングに!

「Flamingo」はソニーの完全ワイヤレスヘッドホンのCMソングに挿入されました。

初めてこのCMを見たとき、急に始まるサビの部分と、米津玄師の踊りに体が震えました。

米津玄師の才能が爆発した「Flamingo」、その歌詞の意味について迫っていきます。

Flamingo 歌詞考察!

歌詞の意味はそれほど重要ではない

歌詞考察と言っているにも関わらず、歌詞の意味は重要じゃない。

え、なんで? と思う方もいるかもしれません。

それは、次の言い訳かつ理由をお読みください。

多くの人は、おそらく「Flamingo」の歌詞の意味がよく分かりません

歌詞解説を受けても、それはその人の答えであって真実でもないかもしれないし、自分流の解釈でもありません。

つまり、自分なりの大切な宝物のような歌詞、にはなっていないということです。

自分なりの大切な宝物のような歌詞、というのは、自分だけが体感できる本物の感動のことです。

では、それを体感するにはどうすればよいのでしょうか。

それを、今からお教えしたいと思います。

米津さんの曲を、誰かからこうだ!と解説されるのではなく、自分からこう読めば楽しい! そう思ってくださると幸いです。

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歌詞の意味 3つの解釈の仕方

その1:自分の現状に置き換えて、共鳴する。

米津さんの「Flamingo」を解釈する上で、自分の現状に置き換えて共鳴する、というのは有効な方法だと思います。

そうすることによって、自分なりの大切な宝物のような歌詞になっていきます。

例えば、次のような歌詞をご覧ください。

宵闇に 爪弾き 悲しみに雨曝し 花曇り
枯れた街 にべもなし 佗びしげに鼻垂らし へらへらり

曲と歌詞の調和感を踏まえつつ聴いていると、情けない男の話にも聴こえますし、そんな自分を笑ってテクニカルに前進する歌の響きにも聴こえます。

私は冒頭のこの歌詞で、生きづらさを抱えて生きるときのメンタルの強さみたいなものに共感しました。

米津さんも生きづらさを抱えて生きてきたと思いますが、自虐的にポジティブに、人間関係を育んでいこうとする姿勢に共鳴しました。

もちろん、これは自分の解釈なので、多くの人にそれぞれの共鳴があることと思います。

例えば、お金に困っている、闘病している、恋愛で傷付いている、社会的弱者と呼ばれ偏見を持たれている、そのような多様な人の生きづらさに共鳴、生きる力を分け与えてくれる歌詞となっています。

その2:言葉のリズムと遊び心を楽しむ

さて、歌詞が進むにつれて、曲調も段階を上がっていきます。

次の歌詞をご覧ください。

笑えないこのチンケな泥仕合 唐紅の髪飾り あらましき恋敵
触りたいベルベットのまなじりに 薄ら寒い笑みに

先ほどの歌詞の部分より、加速してくる勢いがあります。

「笑えないこのチンケな泥仕合」の導入部分で、中毒性のある歌詞がにじみ出ています。

少し斜め高いところから、エッジの効いた毒舌のような歌詞。

とても面白いです。

リズミカルに歌詞が進み、最後の着地部分も、体をひねってスローモーションで後ろに倒れる味わい深さがあります。

「薄ら寒い笑みに」の優雅かつ相手に届かないような歌詞に引き込まれ、サビへと繋がっていきます。

あなたフラミンゴ 鮮やかなフラミンゴ 踊るまま
ふらふら笑ってもう帰らない
寂しさと嫉妬ばっか残して
毎度あり 次はもっと大事にして

「フラミンゴ」という歌詞の前に、フラ、フラ、フラと前のめりに迫っていく音声も含まれています。

フラミンゴの美しさとともに、自分はそこへ届かないと思わせるような歌詞も魅力的です。

そして「毎度あり 次はもっと大事にして」という部分。

ここは、あまり日本の歌詞には使われない、新鮮かつ日本人のアイデンティティにも根ざしている歌詞だと思います。

滑稽かつ庶民的な雰囲気がありますね。

他にも「Flamingo」の歌詞の遊び心は随所に含まれていますので、自分なりにこの言い方が好き、この単語が好き、リズムが好きなど味わってみてください。

その3:単純に米津さんの意図を深堀りする

米津さんは、「Lemon」の後に「Flamingo」をリリースしたわけですが、この曲で一体何を伝えたいのでしょう。

もちろん、そんな明確なものがあるわけではないと思うのですが、私が思うに、以下の歌詞が、おそらく米津さんの一番伝えたいメッセージだと推測します。

氷雨に打たれて鼻垂らし あたしは右手にねこじゃらし
今日日この程度じゃ騙せない 間で彷徨う常しえに
地獄の閻魔に申し入り あの子を見受けておくんなまし
酔いどれ張り子の物語 やったれ死ぬまで猿芝居

急に変化する曲調と、歌謡曲のような抑揚で、聴く人の心を釘付けにする辺り、米津さんが一番伝えたいメッセージと言っても間違いないと思います。

この歌詞から分かるのは、何か葛藤しつつ、開き直って前に進んでいく覚悟と言えます。

難解な歌詞ゆえに、色々な解釈が生まれるのは当然だと思われます。

あなたは、あなたなりの解釈、直感を大切にしてみてください。

ただ、私の解釈から受け取ったメッセージは、多くの人に汎用性がありそうです。

つまり、明確な意図というのはあったとしても抽象的ではあります。

けれども、多くの人の共感を生み出す、応援歌にも聴こえてきます。

米津さんの曲のメッセージは、私たちそれぞれに託され、私たちの心の底で光るエネルギーへと変化するのだと思います。

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さいごに

米津さんの「Flamingo」は、前作と打って変わって、挑戦的かつ実験的でした。

作風も大幅に変わり、人々に衝撃を与えました。

米津さんの難解かつ深い歌詞とともに、どこか日本人のアイデンティティに訴えかける「Flamingo」。

そして、遊び心に満ちた多くの人の普遍性に到達する素晴らしい曲だと思います。

次々に名曲を生み出す米津玄師さんから、目が離せないとともに、ますますの活躍が期待されます!

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