今回は人気バンド・Official髭男dismの新曲「フィラメント」の歌詞を考察していこうと思います!
Newアルバム「Editrial」8月18日リリース!!
2019年10月にリリースされたOfficial髭男dismの1stアルバムである「Traveler」から約1年10ヶ月ぶりのメジャー2枚目のアルバム「Editrial」がリリースされました!
このアルバムには、2020年2月にリリースされたTBS系火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』主題歌の「I LOVE…」以降、「HELLO」、「Laughter」、「Universe」、TVアニメ『東京リベンジャーズ』オープニング主題歌「Cry Baby」までのシングル曲ほか全14曲を収録しています。
今回のアルバムの収録曲はボーカル藤原以外のメンバーが作詞、作曲を手掛けた曲も複数あり、良い意味で髭男らしくない曲が楽しめるのではないでしょうか!

フィラメント 歌詞考察

カーテンの隙間から差し込む朝日が眩しくて目を覚ました主人公。
ちょうど鳴りだしたアラームを無視して二度寝を始めます。
この楽曲の作詞・作曲は、松浦匡希さんと藤原聡さんが手掛けています。
筆者はこの楽曲を聞いて、髭男のこれからを表現したのではないかと考えました。
では歌詞の続きを見ていきましょう。

二度寝をした後に見た夢で、見知らぬ誰かから言われる「あの日の誓いはどこへやった」という言葉。
あの日というのは、髭男を結成したときのことを指しているのではないでしょうか?
藤原さんを中心に結成されたOfficial髭男dism、その特徴的なバンド名には「髭が似合うような年齢になっても、音楽をワクワクとした気持ちで作っていきたい」 という願いが込められています。
あの日のワクワクした気持ちを持ち続けながら音楽を続けるOfficial髭男dism。
夢に出てきた巨大なパズル、夢判断ではパズルが出てくる夢は難しい問題に直面していることを表しています。
パズルに夢中になって取り組むという夢は、問題に対してしっかりと向き合い解決しようとしている自分の隠れた思いが現れたものではないでしょうか?

この部分の歌詞ではフィラメントを発明したエジソンのことを歌っているように感じました。
名言「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である。」からも分かるようにエジソンは目標に向けて一生懸命取り組む人物でした。
努力の末生み出されたフィラメントは、今尚、私達の生活を明るく照らしてくれています。
熱を発しながら光りだすフィラメントをみて勇気をもらった主人公は、これまで一緒に歩んできた古い靴の紐をしっかりと結び、未来に向かって歩き始めました。

この「部屋」は自分の心の中を暗示しているのだと思います。
子供の頃は、何事にも好奇心を持って挑戦していたはずなのに、社会に出ると余裕がなくなり、幼い頃のワクワクした気持ちはどこかに行ってしまいました。
髭男のメンバーだけでなく、リスナーの殆どに当てはまるのではないでしょうか?

解きかけのパズルのピースを前に、社会の波に飲み込まれた主人公は、人の顔色ばかり伺って間違えることに恐怖しています。
主人公だけでなく、この社会に生きる人すべてが日々の生活の中で抱える悩みや葛藤によって、パズル(大きな目標)を完成させられていないのではないでしょうか?

目標は人それぞれですが、主人公のゴールは遥か彼方にあります。
途中でガソリンが切れて止まってしまった主人公も、エジソンのように一生懸命努力する人を見て感化され、もう一度走り出すことができました。
ゴールはすぐそこです。

途中で何度止まっても、つまずいても、先が見えず道に迷ったとしても、一歩一歩進んでいけば必ずゴールに辿り着きます。
「叫びたくなるような夜」というのは実際に髭男のメンバーが過ごしてきた夜なのではないかと思いました。
有名になって、多くの人の期待を背負うプレッシャーは、本人でないとわからないものがあります。
重圧に押しつぶされそうになりながらも、少しずつ前進してゴールに近づく髭男を表しているのでしょう。
日々の生活の中で、一生懸命生きている私達に向けて、遥か遠くで光るフィラメントを探し、掴み取るまで頑張ろうという髭男からの応援歌のように聞こえました。

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さいごに
いかがでしたか?
自身の経験を落とし込みながら、聴く人に寄り添った歌詞でしたね。
日々、迷いながら過ごしている私達に、希望の光を与えてくれるような曲でした。
Official髭男dismのこれからの活動にも注目です!