今回は、SEKAI NO OWARIが7月21日にリリースするニューアルバム『scent of memory』に収録される「family」という楽曲の歌詞を考察していきます!
ドラマ『IP~サイバー捜査班』の主題歌に決定した本楽曲。
ドラマの内容や、SEKAI NO OWARIの楽曲コメントも合わせてご紹介します!
ドラマ『IP~サイバー捜査班』のあらすじ紹介!
ドラマのあらすじや登場人物についてご紹介します!
主人公・安洛一誠役を佐々木蔵之介さんが、新米刑事・古宮山絆役を福原遥さん、“ある密命”を受けて動く元エリート刑事・多和田昭平役を間宮祥太朗さんが演じます。
超がつくほどのアナログ人間だという佐々木蔵之介さん。
「“サイバー捜査”と聞くと一見、近寄りがたい感じがしますが、ストーリーはとても身近。アナログな僕でも“めちゃくちゃ面白いし、わかりやすい!”と感じるので(笑)、見ていただいたら絶対に楽しめるはずです!」とコメントしています。
SEKAI NO OWARI・ドラマ出演者の楽曲コメント
この「family」という楽曲は自分達のとても身近でパーソナルな事を歌った楽曲です。
新しいアルバムの中でも、とても大切な一曲になりました。
そんな曲が今回ドラマ主題歌としてご一緒することができ、多くの人に聞いて貰える事をとても嬉しく思います。
どんな主題歌なんだろうなと思って聴きましたが、意表を突かれた楽曲でした。
歌詞が家族のことを歌っていて、“おかえり”“ただいま”の言葉だけで伝わる暖かみや、その言葉が相手をすごく思いやる言葉なんだな、と気づかされる楽曲ですね
「サイバー犯罪の脅威」と「人間ドラマ」を融合させたミステリードラマである『IP~サイバー捜査班』。
刑事モノのミステリーとは関わりの薄そうな「family」というタイトルですが、どんな歌詞が歌われるのでしょうか?
ドラマの放送と合わせて楽しみですね!

family 歌詞考察

この楽曲はある夫婦が主人公のようです。
家に帰って来てからの一言「ただいま」で全てわかってしまうような親しい存在。
いつもと同じ言葉だとしても、抑揚や声のテンションで、嫌なことがあったんだなと分かる時がありますよね。

「家族」という存在は不思議なもので、血の繋がっていない二人が折り合いをつけながら一緒に暮らします。
一番近い存在だけれど、家族だからこそ話せないこともあります。
そういった意味で、そばにいるけどこんなにも遠いと表現しているのではないでしょうか?
ただいまの声で察した主人公は、聞かれたくないことだろうと感じ取り、気づかないふりをします。

「何があったの?」と聞きたい気持ちを抑えて、「おかえり」に心配する気持ちを込める主人公。
たった4文字ですが、その中には相手のことを思いやる主人公の気持ちが溢れています。

冒頭の歌詞で出た「ただいま」、主人公には助けを求める言葉に聞こえました。
詳しいことは聞かないけど、ただ傍にいようと決意する主人公の姿から、優しさが感じ取れますね。

君が家に帰ってこない時の主人公の寂しさが表現されていますね。
君の「ただいま」がないと「おかえり」「今夜はカレーだよ」という言葉をかけることができません。
居心地悪そうという表現も素敵ですね。

前半の歌詞とリンクしていますね。
家族だから理解できることもある一方、家族だからこそ分からない気持ちもあります。
二人の間に引かれた見えない線の向こうに知らない君の顔を見るたび、線を超えて駆け寄りたくなります。

これまで夫婦を主人公として考察してきましたが、「自分達のとても身近でパーソナルな事を歌った楽曲」という楽曲コメントから、自分たちのことを歌っていると捉えることもできます。
Fukaseさんは、6月16日に放送されたテレビ番組で今年中に引っ越しする予定だと話していました。
SEKAI NO OWARIはセカオワハウスと言われる拠点でメンバーと共同生活をしており、グループの中の良さを象徴するような存在として有名でした。
引っ越してセカオワハウスを出ていくと考えると、「おかえり」という当たり前の言葉が言えなくなるという表現がしっくり来ますね。
前の歌詞から考えると、メンバーは家族同然の存在であることが分かります。
SEKAI NO OWARIの仲の良さが伝わってきますね。

この部分の歌詞もセカオワハウスを指していると捉えるとわかりやすいです。
Fukaseさん以外の3人のメンバーはご結婚されています。
結婚後もセカオワハウスと自宅を行き来しているそうですが、自宅ができてからの「ただいま」は少しわざとらしくなっていたのでしょうか?
セカオワハウスから自宅へ帰るメンバーを見送るFukaseさんの姿が浮かんできますね。

メンバーと毎日会うわけではない現在は毎日「おかえり」ということはありません。
これからの人生で何回「おかえり」と言えるのか、少し切ない気持ちが伝わってくる歌詞ですね。

前半の主人公と、Fukaseさんの想いが表現されていますね。
君の「ただいま」という声に気が抜けた「おかえり」を返せるような当たり前で平和な日常が送れることを願っているようです。
寂しがりやで一人暮らしは無理そうだとも話していたFukaseさん。
皆で一緒に暮らす未来を思い描いているのかもしれません。

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さいごに
いかがでしたか?
SEKAI NO OWARIの今がまっすぐ表現された素敵な楽曲でしたね。
SEKAI NO OWARIのニューアルバム『scent of memory』、今後の活動にも注目です!
スマートフォンの普及により、デジタルが身近になった現代社会。
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