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EVERBLUE【Omoinotake】歌詞の意味を考察!アニメ「ブルーピリオド」の主題歌

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今回は、3人組ピアノ・トリオバンド、Omoinotakeの新曲「EVERBLUE」の歌詞を考察していこうと思います。

TVアニメ「ブルーピリオド」のオープニングとしても起用されている本楽曲。

歌詞には、どんな想いが込められているのでしょうか?

アニメの内容、楽曲コメントも合わせてご紹介します!

TVアニメ「ブルーピリオド」

アニメ「ブルーピリオド」は、山口つばさ先生による同名漫画を原作とした映像作品です。

2017年から、『月刊アフタヌーン』にて連載されています。

簡単にあらすじをご紹介します!

同級生達と朝まで遊んだり、サッカーを見たりして、楽しく高校生活を送っていた高校2年生の主人公・矢口八虎。

成績優秀で、何事も人並み以上にできてしまう彼は、目指すべき目標を定められずにいました。

ある日、上級生の1枚の絵をきっかけに絵を書き始めた八虎は、自分で何かを作り出す喜びを知り、美術にのめり込みます。

最難関と言われる東京藝大油画科入学を目指して、美術の予備校にも通い始めた八虎。

そこで出会った個性豊かな受験生たちと切磋琢磨しながら成長していくストーリーです。

作者の山口つばさ先生も東京芸大出身で、実体験を元に描かれるリアルな「美大受験」が面白いと評判を高めています!

Omoinotake 楽曲コメント

Omoinotakeの楽曲コメントをご紹介します!

TVアニメ「ブルーピリオド」のオープニング曲を担当しますOmoinotakeです。

「創造すること」への苦悩や素晴らしさの詰まった、この素敵な作品に携わることができ光栄に思います。

僕らは「才能」なんてひとつも持ち合わせていない3人でした。

「じゃあどうすれ ばいいんだろう」と何年も試行錯誤を続けた末にたどり着いた場所は、ブルーピリオドの舞台でもある、渋谷でのストリートライブでした。

「好きなことをやるっていつでも楽しいって意味じゃないよ」八虎の言葉に自分たちを重ねて、溢れた言葉とメロディをひとつの歌にしました。

今日に至るまで、9年間このバンドを続けてきた僕らは「描くことが好き」という八虎と同じく、ただただ「音楽が好き」なんだと思います。

そんなブルーピリオドのオープニング曲として、描き上げた「EVERBLUE」。

コンプレックスも葛藤も、初期衝動の青さも苦悩も、そしてきっとその先に待っている希望も、全てを閉じ込めました。

どうかたくさんの方が、この青い願いに、心を重ねてくださいますように。

ミュージシャンとして、9年間活動してきたOmoinotakeも生み出す者の苦悩や、喜びを感じてきたのですね。

どんな想いが歌われているのか楽しみです!

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EVERBLUE 歌詞考察

白む空に 吐き出すため息は
無色透明で まるで空っぽみたい
ページをめくれば 景色を変えるノベル
カレンダーめくっても 変われもしない僕

曲の冒頭では、何でもそつなくこなしてしまう主人公・八虎の、代わり映えのない日常に対して感じる退屈さが歌われています。

ページをめくると次々と新しい景色が展開されていく小説とは対照的に、どれだけ月日が経っても変化のない自分の姿に嫌気が指しているのでしょう。

生まれ持った才能で、何事も人並み以上に出来てしまう八虎ならではの苦悩ですね。

また、アニメの内容を入れずに考えると、挑戦することを諦め、惰性で生きている人々の想いを歌っているようにも感じられます。

擦る瞼 満員の電車の中
まるで誰かの 人生のエキストラみたい
ただ欲しかったのは 今を生きる理由
イメージしてた未来に どれだけ近づけただろう

毎日が同じルーティンの繰り返し。

やりたいことの見つからない八虎が、自分の人生は他の誰かのおまけのように感じていることが分かります。

子供の頃の理想や描いた夢にどれだけ近づけているだろうと振り返りますが、特に変化していることも思い浮かばないようです。

My life いつの日にかカラフル
色のない 雨がいつか 虹を描くように
My life どんな色のエンドロール
涙さえも 塗り重ねて 描くキャンバス

自分の人生に退屈していた八虎が出会った1枚の絵。

その絵に惹かれ、美術部に入部した八虎は、絵を描くことの楽しさに気づき、のめり込んでいきます。

まさにモノクロだった世界に色がついたような、新しい世界が広がった感覚ですね。

これまで、特に苦労せず何でもこなせてきた八虎は、美術の世界でたくさんの挫折を経験します。

悔し涙も創作の糧にして、一生懸命取り組んでいる姿が浮かびますね。

青い願い 挫折の赤い痛み
混ざる色味は まるでカサブタみたい
瞬きも忘れて 夢の中にいるんだ
何度夜が明けても 覚めもしないほど深く

漫画のタイトル『ブルーピリオド』は、有名な画家パブロ・ピカソの20歳あたりから数年間続く「青の時代」が由来となっているそうです。

「青の時代」に描かれた作品は、貧しい人々が暗い表情で描かれ、全体的に暗い印象を受けます。

これは、若さからくる苦悩、葛藤が表現されたものとされており、『ブルーピリオド』で主人公たちが感じる想いが込められています。

若さゆえの青さ、空一面に広がる澄んだ青色、様々な挫折を経験しながらも一歩一歩前に進んで行く登場人物たちの姿が描かれていますね。

瞬きも忘れて 夢の中にいるんだ 何度夜が明けても 覚めもしないほど深く」という歌詞から、登場人物たちが、極限の集中状態の中、作品制作に没頭している様子が浮かんできます。

My life 傷跡さえ隠さず
胸を占める 不安さえも 滲ませたっていいさ
My life 成れやしないジーニアス
だから僕の ありのままを 描くキャンバス

困難に打ちのめされながらも、少しずつ進んでいく八虎。

いくら努力を積み重ねても、天才になることは出来ません。

自分の実力をきちんと受け止め、持てる力の全てを出し切ってキャンバスに想いをぶつけます。

ずっと音楽を続けてきたOmoinotakeの考えが色濃く反映されていますね。

どんな僕でいたい?
どんなふうに生きたい?
問いかけを パレットに落として探した 僕の色

ずっと色のない退屈な世界を生きてきた八虎は、自分のあり方、生き方について自問自答します。

キャンバスを前に考え込む姿がイメージされますね。

理想や模倣などいらない 答えはそこにはない
身体中を駆ける この想いを今描く

自分の中に渦巻く等身大の想いをぶつける八虎。

音楽と絵画、部類は違えど作品を生み出すという点で、通じるところが多いですね。

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さいごに

ブルーピリオドの世界観と、Omoinotakeのこれまで感じてきた想いが見事にマッチした素敵な楽曲でしたね。

これからの活動からも目が離せません。

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