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絵空【マルシィ】歌詞の意味を考察!絵空事の記憶を紐解く

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福岡出身の3ピースバンド、マルシィのデジタルシングル「絵空」(2020年5月)の歌詞の意味を考察します。

1stアルバム「Memory」(2022年6月)のCDのみのボーナストラック。

ボーカル&ギターの吉田右京さんが作詞・作曲した「未来図」の歌詞を紐解きましょう。

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絵空 歌詞考察!

思い出すのは幸せだった日々

渇ききって絡まった糸が解けるように
そっとあなたの記憶に誘われる
とても美しい世界だ
あの時に戻ったみたいだ

出典:絵空 / 作詞・作曲:うきょう

タイトルの「絵空」から連想できるのは、「絵空事=実際とは異なり大げさなこと、架空の作り話」という言葉です。

冒頭のパートは歌物語全体の世界観をあらわす導入になっていて、「あなたの記憶=美しい世界=あの時」は「僕の回想=想像=絵空事」であることが描写されています。

おそらく語り手の「僕」と「あなた」は元恋人同士だったのでしょう。

しかし「僕」はまだ「あなた」に未練があり、もう会えないので心が渇望している、あるいは涙も枯れ果てた状態ではないかと考えられます。

あれこれ悩んで「糸が絡まる」くらいに混乱していたものの、まるで「絵空事」のように美化された「あなたの記憶」に浸ると「糸が解ける」感じがするようです。

幾千の戯れが鮮明に蘇る
幻の世界で君のこと抱きしめる
行かないでっていう僕の声に
理不尽な運命が噛み付いても
離れられないよ
あの冬の夜

出典:絵空 / 作詞・作曲:うきょう

「僕」と「あなた」が別れたのは「冬の夜」だったのでしょうか。

それからどれくらいの月日が流れたのかはわかりませんが、今でも「僕」は「あなた」とたくさん「戯れた」ことを忘れられないようです。

「幻の世界」というのも「美しい世界」と同じで、「僕の回想=想像=絵空事」になります。

実際にはもう身近にいない「あなたを抱きしめる想像をしている」という話ですね。

どうやら別れを切り出したのは「あなた」で、「僕」は振られた立場だったと考えられます。

そのため「僕」にとっては「別れ、失恋」こそが「理不尽な運命」。

実際には別れた現実を直視せざるを得ないとわかっているようですが、「あなたを抱きしめる想像」をして「美しい世界」に酔いしれていたい心境なのでしょう。

綺麗だったね
忘れられないよ
あなたのせいだよ
愛に塗れてお互いに染まりあった
あの日々はとても幸せだった
さよなら

出典:絵空 / 作詞・作曲:うきょう

1番のサビです。

別れるまでにはケンカをするとか、何も言わなくなるなど、険悪な雰囲気のときもあったことでしょう。

もしかしたら「あなた」は「僕」とは別の誰かを好きになって、その人のところへ「行ってしまった」のかもしれません。

それでも「僕」が「あなた」を嫌いになって別れたわけではないので、思い出すのは「幸せ」だったことばかりのようです。

未練が残っているからこそ、「記憶」を反芻するたびにますます「美化=絵空事化」されてしまうのかもしれません。

それでも「さよなら」という言葉が出てくるところが救いです。

別れた事実を認識できないほど混乱しているわけではなく、どうにか未練を断ち切ろうとしていることは伝わってきます。

絵空の意味

どれだけ言葉と感情に化粧しても
隠したものに飲み込まれて虚しくなる
行かないでっていう僕の声に
理不尽な運命が噛み付いても
離れられないよ
あの冬の夜

出典:絵空 / 作詞・作曲:うきょう

「行かないで~冬の夜」の後半部分は1番と同じですが、「どれだけ~虚しくなる」の前半部分は異なります。

つまり「綺麗」や「幸せ」など1番で出てきた表現は「化粧」した状態だったことが2番で明らかになりました。

「絵空事」の「架空、想像」という意味だけでなく、「実際とは異なり大げさなこと」といったニュアンスも含まれていたようですね。

「隠したもの」の中身は「別れ、失恋」だけでなく、「綺麗ではなかったあなた、幸せではなかった日々」も考えられます。

未練が残っているといっても、「綺麗ではないときもあるあなた」と「幸せではない日々」も共有しつつ復縁したいというより、「綺麗なあなたとの幸せだった日々」に戻りたいだけなのではないでしょうか。

そこまで自覚していると、たしかに「虚しくなる」はずです。

綺麗だったね
忘れられないよ
あなたの、あなたのせいだよ
愛に塗れてお互いに染まり合った
あの日々はとても幸せだった
さよなら

出典:絵空 / 作詞・作曲:うきょう

2番のサビは1番のサビとほとんど同じですが、「あなたの、」と繰り返すところだけが異なります。

ただ「化粧しても~虚しくなる」という「絵空事」の種明かしの後なので、もしかしたら「2人が別れることになってしまったのは(浮気をした)あなたのせい」と相手を責めるような本音が漏れているのかもしれません。

さよならなんて本当は嫌なんだ
後悔と思い出と涙が
僕を埋め尽くす君のいない部屋
色のない空もこの街も
なにもかもが君の匂い

出典:絵空 / 作詞・作曲:うきょう

かろうじて「さよなら」という言葉が出てくるところが救いでしたが、それすらも否定してしまいました。

まだ別れたことを現実として受け止めきれていないようですね。

「あなた=君」の不在により、「空」は「色」を失い、残り香だけがあちこちに充満しているとのことなので、視覚や嗅覚に問題が生じるほど事態は深刻なのかもしれません。

最後に1番と2番のサビ、冒頭の「渇ききって~誘われる」の部分が繰り返されます。

結局「未練を断ち切ることができず、無限ループに陥っている」という結末でしょう。

もちろん「絵空」という楽曲自体、創作(フィクション)であるという意味では「絵空事」であり、「色のない空に絵を描いた」というオチでした。

この表現を踏まえてどのように感じるのかは、受け取り手次第ではないでしょうか。

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さいごに

マルシィは「消せない記憶と生きていく」というコンセプトの「あなたの記憶をうたうバンド」なので、「絵空」では「綺麗なあなたとの幸せな日々」という記憶がループする結末を迎えたと考えられます。

過去に執着したり、未来を心配したり、悩みは尽きないものですが、「絵空事」として客観的にとらえると前向きな発想が生まれるかもしれませんね。

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