今回は、人気シンガーAdoさんが1月26日にリリースする1stアルバム『狂言』に収録されている新曲「ドメスティックでバイオレンス」の歌詞を考察していきたいと思います。
「ドメスティックでバイオレンス」は、人気ボカロPのKanariaさんが作詞作曲を担当した新曲。
クロスフェードの公開時にも、Twitterで大きな話題になった一曲です!
早速歌詞を見ていきましょう!

ドメスティックでバイオレンス 歌詞考察

タイトルの「ドメスティックでバイオレンス」ですが、ドメスティック(domestic)は家庭的、家庭内のという意味、バイオレンス(violence)は暴力という意味があります。
いわゆるDVですね。
筆者はこの楽曲を聴いて、結婚後に急速に冷めていく夫婦の関係を描いた曲だと感じました。
それでは歌詞の続きを見ていきましょう。

二人が出会った頃のことが歌われていますね。
甘くてとろけるような幸せな日々。
今考えると別に誰だって良かったのに、何故かあなたを選んでしまった。
なんて馬鹿なことをしてしまったんだという主人公の女性の後悔が伝わってきます。

夕食を作っているのでしょうか?
「冷めたナイフ」という独特な表現からも、夫婦の関係が冷え切っている様子が暗示されています。
夕食の準備を終えると、自分だけのご褒美タイム。
ポップソングを流しながら甘いケーキを用意します。
仕事に行っている夫にはできない主人公だけの特権ですね。

「ドメスティックでバイオレンス」とありますが、実際に暴力を振るわれるわけではありません。
主人公は、仕事から帰ってくるとふんぞり返ってでかい態度をとる夫の姿に対して怒りを感じているのでしょう。
どちらかというと精神的なバイオレンスですね。
結婚前の優しい彼は何処へ行ったのか?「諸行無常」=変化しないものは無い、彼の本当の姿を見抜けなかった自業自得だと、気持ちを落ち着かせます。
今更「愛されたい」という思いなんてありません。
「崩れて弾けろ」結婚生活の崩壊=離婚を考えているのではないでしょうか?

喧嘩した後、仲直りのキスをしますが、相手を思う気持ちはありません。
「枯れた花」のような、変わることのない現実をいつまでも眺めていても状況が変わるわけではないのです。
そんな過去を捨てて、新しい人生を歩みたい、ありのままの自分を出したいという主人公の思いが伝わってきます。

お昼に食べたケーキの残りを帰ってきた夫にも出してあげたのでしょう。
しかし、そのケーキはそんなに甘くありません。
美味しい部分だけを主人公が先に食べてしまっているからです。
いい部分(優れた蜜)だけを先に享受し、残り物を相手に与えるという主人公のずる賢い一面が歌われています。
結婚した時点でもう既に手玉にとっているのだ、と自分の方が優位であることをアピールしているように感じました。

「辞め時を過ぎた後悔」は、離婚を切り出すタイミングを逃してしまったことへの後悔を示しているのでしょうか?
彼がダメ夫だと気がつくのが遅すぎた主人公。
出来ることなら過去に戻ってやり直したいと願っている様子が浮かんできます。
主人公はこの後どうなってしまうのでしょうか?
続きが気になる楽曲ですね。

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さいごに
いかがでしたか?
歌詞だけでは、考察が難しく意味が通らない部分も多くあるため、MVが公開され次第、再度考察していきたいと思います。
Adoさんのこれからの活躍からも目が離せませんね。