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壇上【King Gnu】歌詞の意味を考察!バンド解散の危機が描かれたバラード

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King Gnu「壇上」の歌詞の意味を考察します。

3rdアルバム「CEREMONY」(2020年1月)の収録曲。

常田大希さんが作詞・作曲した「壇上」の歌詞をチェックしましょう。

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壇上 歌詞考察!

King Gnu解散の危機

叶いやしない
願いばかりが積もっていく
大人になったんだな
ピアノの音でさえ胸に染みるぜ

「壇上」はアルバム「CEREMONY」(読み:セレモニー、意味:式典)をリリースするにあたり、常田さんが「閉会式」の「壇上」に立って述べたい思いが込められた楽曲です。

その思いとは、King Gnuの解散

坂口健太郎さん主演ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」(2019年1~3月)の主題歌「白日」(2019年2月)の大ヒットによりタイアップが激増し、2019年末には「NHK紅白歌合戦」にも出場しました。

そのタイミングで一区切りつけたいと思い詰めるほど追い込まれたそうです。

締め切りに追われ、短期間で楽曲を制作しなければいけない状況だと、「叶わない」のはじっくり音楽と取り組むことでしょう。

音楽家として自ら納得するものしか世に出せず、「このままでは続けられない」と危機感を覚えるほど限界に達したと考えられます。

そもそも騒がしいギターを好む常田さんが、美しい「ピアノ」の旋律に涙して「年を取った」と感じるところがブルージーです。

君はすっかり
変わってしまったけど
俺はまだここにずっといるんだ
汚れた部屋だけを残して

実際には解散しなかったものの、解散を想定した歌詞になっていて、「君」はバンドメンバー、King Gnuそのもの、King Gnuのファンを表しています。

商業的に成功したことでKing Gnuというバンドは「変わった」けれど、常田さん自身は音楽性をじっくり追求したい音楽家のままといったところでしょうか。

味わいのある歌声より透明感のある美声、騒がしいギターより美しい鍵盤のほうが幅広く受け入れられやすいことはわかっていても、味わいのある歌声や騒がしいギターのような「汚れた部屋」に愛着があると考えられます。

ちっぽけな夢に囚われたままで
売り払う魂も残っちゃいないけど
君のすべては俺のすべてさ
なんて言葉は過去のもの
今ならこの身さえ差し出すよ

売れる音楽と好きな音楽は必ずしも一致しません。

好きな音楽が売れてほしいという「夢」を抱きながらも、タイアップ先のことを全力で考えて楽曲を作り続けた果てに、消耗してしまったのかもしれません。

もともと「King Gnuも自分も音楽がすべて」という心意気だったけれど、売れるために商業性を重視するようになったということ。

商業性と音楽性の折り合いがつかず、葛藤しているようです。

何も知らなかった自分を
羨ましく思うかい?
君を失望させてまで
欲しがったのは何故
何もかもを手に入れた
つもりでいたけど
もう十分でしょう
もう終わりにしよう

1番のサビです。

音楽で「夢」を見るためにJ-POPにこだわったKing Gnuを始めたものの、商業的に成功したら音楽性との両立が困窮を極めたのでしょう。

想像を絶するほどの状況に陥り、「昔の自分は何も知らなかった」と感じたようです。

ライブをしても観客が少ない時期もあり、売れたいという「夢」は叶いましたが、ファンを「失望」させる結果になったと後悔しているようです。

例えば「紅白」に出場すれば知名度は高まるものの、「紅白」自体が目的ではなく、肝心なのは音楽そのもの。

その「大切に音楽を届ける」部分が脅かされるくらいなら、King Gnuを解散したほうがいいと思い詰めたのでしょう。

それでも譲れない音楽性

目に見えるものなんて
世界のほんの一部でしかないんだ
今ならそう思えるよ

本当に泣きたい時に限って
誰も気づいちゃくれないよな
人知れず涙を流す日もある

「白日」をきっかけにKing Gnuの存在に気づいた人は、ヒット曲を連発する裏で常田さんがこれほど悩んでいたとは思いもしなかったでしょう。

おそらく身近な人でさえわからなかったと考えられます。

履きなれた靴で出かけよう
靴音を高らかに響かせながら
決して足跡を消さないで
いつでも辿れば
君の元に帰れるように

「CEREMONY」はタイアップが多く、シングル集に近い勢いですが、「足跡」を残してくれたおかげで、1stアルバム「Tokyo Rendez-Vous」(2017年10月)や2ndアルバム「Sympa」(2019年1月)などを「辿る」ことができます。

昔からのファンやメンバー、King Gnu自体(君)を「失望」させない音楽を作りたい、音楽の初期衝動を忘れずにいたいという切実な思いが伝わってきます。

そばにいて欲しいんだ、どんな未来でも
譲れぬものだけを胸に歩いていくんだ
自分の身の丈を知り、それでも
背けずに見つめられるかい?
骨までずぶ濡れの明日さえも
信じられるかい?

2番のサビです。

「譲れぬもの」とは音楽そのもの、あるいは大切に音楽を届けることでしょう。

常田さんが限界を感じても、商業ベースの忙しい日々は続きます。

それでも音楽性を大切にする音楽家であり続けるから、メンバーやファンには一緒にいてほしいという意味でしょう。

足跡を辿ろう!

最終列車はもう行ってしまったけれど
この真夜中を一緒に歩いてくれるかい?
何時間かかってもいいんだ
ゆっくりでいい
この足跡を辿って
確かな足取りで帰ろうよ

「壇上」は常田さんがアルバム全体のバランスを考えて、急遽「CEREMONY」に入れた楽曲なので、タイミング的には「最終列車」が出た後だったのでしょう。

「足跡を辿る」とわかりますが、常田さんはむしろ商業性度外視で音楽性のみを追求していた音楽家です。

どうにか常田さんの好む音楽が売れる世の中になるといいですね。

何も知らなかった自分を
羨ましく思うかい?
君を失望させてまで
欲しがったのは何故
何もかもを手に入れた
つもりでいたけど
もう十分でしょう
もう終わりにしようか

1番のサビとほぼ同じですが、最後に「~か」とついていることで、解散を決意したわけではなく迷っている様子が見受けられます。

さらに2番のサビと冒頭の「叶いやしない~汚れた部屋だけを残して」の部分が繰り返され、延々とループする印象です。

悩みながらも解散だけは思い留まったようですね。

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さいごに

アーティストの初期作品は制約が少なく、それまでの人生すべてを込められるので、低予算で粗削りでも音楽性や熱量が高い場合が多いです。

ほとんど出しきった後は短期間で作る大変さが伴いますが、次第に技術が積み重ねられ、制作費もかけられるようになるので、5枚目が(セルフタイトルの)傑作になりやすいという傾向も見られます。

King Gnuも1stアルバム「Tokyo Rendez-Vous」と2ndアルバム「Sympa」がすごいので、ぜひ「足跡を辿って」みましょう!

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