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大丈夫【RADWIMPS】歌詞の意味を考察!幻想的な情景とひたむきな愛を語る

今回はRADWIMPSの大ヒット曲、「大丈夫」の歌詞考察をしていきましょう!

「大丈夫」のMVは現在、youtubeで1800万回以上も再生されています。

こちらの楽曲は、大ヒット映画「天気の子」の挿入歌として書き下ろされました。

2019年11月27日に「天気の子 complete version」に収録され、リリースされています。

「天気の子」は映画公開18日間で興行収入60億円を突破し、夏休み映画ランキングは3週連続で1位を獲得。今でも絶大な人気を誇っている映画です。

歌詞考察の前に、映画のあらすじを紹介しましょう。

天気の子 あらすじを紹介!

家出をした男子高校生、森嶋 帆高(もりしま ほだか)。ある事件をきっかけに、祈ることで短時間、雲の晴れ間を作れるという特殊能力を持っている少女、天野 陽菜(あまの ひな)に出会います。

陽菜が経済的に困っていることを知った帆高は、空を晴れにする能力を売ってお金を得ることを提案し、陽菜は実行しました。

すると次々と依頼が来るように。しかし能力の利用による代償なのか、陽菜の身体はやがて薄く透明になり始め、消えてしまったのです。

そこで帆高は祈りながら鳥居をくぐり、遥か上空へとワープして、積乱雲の上にいた陽菜を救い出しました。といったお話です。

この映画の挿入歌として作られた楽曲「大丈夫」は、アコースティクギターの優しい音色が、ストーリーの世界観にとてもマッチしています。そして、帆高の陽菜に対する想いが巧みに表現されています。

作詞作曲を手掛けているのはギター&ボーカルの野田洋次郎さんです。一体どんな歌詞なのでしょうか?それでは、歌詞の考察を始めていきたいと思います。

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大丈夫 歌詞考察

生きづらい時代

時の進む力は あまりに強くて
足もつかぬ水底 必死に「今」を掻く

足掻けど未来は空っぽで いつも人生は
費用対効果散々で 採算度外視、毎日

僕はただ 流れる空に横たわり
水の中 愚痴と気泡を吐いていた だけど

優しいメロディーとは裏腹に、「時にの進む力は あまりに強くて 足もつかぬ水底 必死に「今」を掻く」という苦しそうな歌詞から、この歌は始まります。

この映画が公開された頃はまだコロナは流行していませんでしたが、若者たちにとっては既に、十分に生きづらい時代でした。

大きな時代の流れを変えることもできず、ただ必死に今を生きるしかないのです

「足掻けど未来は空っぽで いつも人生は費用対効果散々で 採算度外視 毎日」

この歌詞のように、頑張って働いても給料は安く、生活に苦しんでいる人は世の中に沢山います。

主人公の帆高も家出をして、この先どうやって生きていけばいいのかわからない若者のうちの一人でした。

強くて優しい心

世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて 泣き出しそうでいると

「大丈夫?」ってさぁ 君が気付いてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って 僕は慌てて言うけど

なんでそんなことを 言うんだよ
崩れそうなのは 君なのに

「世界が君の小さな肩に 乗っているのが 僕にだけは見えて 泣き出しそうでいると」という部分は、帆高には陽菜が身を削って働いている姿が辛そうに見え、心配している様子が伺えます。

ですが、逆に「大丈夫?」と陽菜から心配されてしまっています。

この部分から、陽菜が自分が辛い状況でも、相手を思いやれるという強くて優しい心の持ち主であることがわかります。

そしてそんなことを言わせてしまって情けないと思っている、帆高の様子が伺えます。

人生の目的

安い夢に遊ばれ こんなとこに来た
この命の無目的さに 腹を立てるけど

君がいると 何も言えない 僕がいた
君がいれば 何でもやれる 僕がいた

「安い夢に遊ばれ こんなとこに来た この命の無目的に 腹をたてるけど」とありますが、これは家を出て東京に来た帆高の状況と重なりますね。

彼は陽菜に出会うまでは、人生の目的がわからなかったのでしょう。

しかし、陽菜と出会ってから帆高は変わりました。

「君がいると 何も言えない 僕がいた」からは、陽菜を大切に思うあまり、本当のことが言えなかったことがわかります。

そして「君がいれば 何でもやれる 僕がいた」とは、陽菜のためなら何でもしたいと思ったのでしょう。まさに恋ですね!

頼ってほしい気持ち

世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて かける言葉を捜したよ

頼りないのは 重々知っているけど
僕の肩でよかったら 好きに使っていいから

なんて言うと 君はマセた
笑顔でこの頭を 撫でるんだ

 そして2番目のサビ。1番目のサビよりも、歌詞が少し強気になっていますね。

「頼りないのは 重々知っているけど 僕の肩でよかったら 好きに使っていいから」と声をかけています。

しかし、また陽菜の方が上手に出てきてしまうのですね。そんな帆高の頭を撫でるのです。

どちらかというと、陽菜の方がお姉さんのような立ち位置なのでしょう。さぁ、いつ帆高は陽菜を守れるんでしょうか…?

取るに足らない 小さな僕の 有り余る今の 大きな夢は
君の「大丈夫」になりたい 「大丈夫」になりたい
君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての 「大丈夫」になりたい

ここでもう一度、帆高は陽菜を守りたいという意思を伝えて来ていますね

「君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての「大丈夫」になりたい」とは、君に僕を守ってもらうんじゃなくて、僕が君を守りたい、ということなのでしょう。

世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて 泣き出しそうでいると

「大丈夫?」ってさぁ 君が気付いてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って 僕は笑って言うんだよ
何が僕らに降りかかろうとも
きっと僕らは 大丈夫だよと
僕は今日から君の 「大丈夫」だから

そして最後のサビ。「「大丈夫だよ」って 僕は笑って言うんだよ」の部分はだいぶ余裕が出てきている様子ですね。

「何が僕らに降りかかろうとも きっと僕らは大丈夫だよと 僕は今日から君の「大丈夫」だから」

この先何があっても、たとえ毎日雨の日でも一緒にいたい、という帆高の強い想いが伝わってきます。

最後にやっと強い自分になれて、はっきりと君を守ると宣言できていますね。素晴らしいです!

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さいごに

帆高の陽菜に対する大きな愛が感じられる歌詞でしたね。

ちょっと頼りない感じですが、そんな弱い自分でも相手を本気で守りたいという気持ちが感じられました。

ところどころに「水」「空」「気泡」という映画に関するワードが織り交ぜられ、聴いていると映画の幻想的な情景が浮かんでくるような歌詞に仕上がっていますね。

そして、「ちょっと女々しい僕だけど頑張る」というRADWIMPS特有の世界観もしっかりとマッチしていてさすが野田さん!といった感じでした。

ぜひ、映画を観ながら楽曲も同時に楽しんでみてください!