今回は、Omoinotakeのメジャー1st EP『EVERBLUE』に収録されている「クロスワード」という楽曲を考察していきます。
EPの発売にあたり、書き下ろされた本楽曲。
どんなメッセージが込められているのか楽しみです!
早速歌詞を見ていきましょう!

クロスワード 歌詞考察

この楽曲では、次第に離れていく彼の心に寂しさを感じ、別れを決意する主人公の姿が描かれています。
冒頭では、彼氏が自分を見てくれなくなったシーンが歌われています。
向かい合わせの椅子でも、スマホの画面ばかりを見ている君。
自分への興味が失われたのだと、悲しんでいる主人公の姿が浮かんできます。
そんな日々もいつしか当たり前になり、優しかった君の横顔しか見ることができなくなりました。
切ない思いが伝わってくる歌詞です。

以前の君なら真剣に話を聞いて「目を見て頷いて」くれましたが、今は片手間の相槌が返ってくるだけ。
独り言のようにしゃべる主人公の虚しさが伝わってきます。
君のおざなりなキスに気がついて、深く傷つく主人公。
どうして彼はこんなにも変わってしまったのでしょうか?
「愛しかったはずの」と言う歌詞から、主人公も君に対する気持ちが離れていっていることが分かります。
まるで解けないクロスワードのように、すれ違ってしまった理由がわからない主人公
「さようなら」と別れを告げるのか、「きみとなら」乗り越えられると信じ関係を続けるのか。
クロスワードの特徴を活かした歌詞が歌われます。
これからのことを話し合おうとしても、君からは曖昧な返事しか返ってこないので、主人公は一人で答えを迷っています。

気持ちが溢れ出し、全てをぶちまけようとする主人公でしたが、「ごめんね」と謝る君の笑顔は昔のままで、言いかけた「さようなら」は引っ込んでしまいました。
ちゃんと話し合えば昔のように戻れるかもしれない。
その迷いがクロスワードの答えを邪魔します。

ずっとこの関係を続け、解けないクロスワードの前で悩んでいても、よくなることはありません。
今はもう戻れない「時間」「想い」が交わる幸せな未来にいたかったと願いつつも、曖昧な関係を終わらせることを決めた主人公。
5文字の空白に「さようなら」を入れることを決めたようです。
「君を愛した日々さえも 間違いになるから」という歌詞には、一つ間違ってしまうと、重なっている他のワードまで間違ってしまうクロスワードの特徴が織り込まれています。
君を愛した日々を守るため、「きみとなら」ではなく「さようなら」を選択したのですね。
別れを決意できない主人公の心を、解けないクロスワードで表現した素敵な楽曲でした!

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さいごに
いかがでしたか?
恋人との倦怠期で別れを迷っている人に刺さる歌詞だったのではないでしょうか
Omoinotakeのこれからの活躍にも注目です!