濱家隆一さんのラップが印象的なハマいくのデビュー曲である「ビートDEトーヒ」。
明るい楽曲で、聴いていると気持ちが軽くなってきますね。
どんな事が歌われているのでしょうか。今回は「ビートDEトーヒ」について歌詞考察してみたいと思います。
ハマいくとは
NHKの音楽番組「Venue101」がら誕生したダンスボーカルユニット。
番組のMCである、お笑いコンビかまいたちの濱家隆一さんと元乃木坂46の生田絵梨花さんで構成され、「ビートDEトーヒ」がデビュー曲となりました。
Venue101
濱家隆一さんと生田絵梨花さんがMCを務める「Venue101」は「音楽がもっと楽しくなる」をコンセプトに、時代を象徴するようにSNSを有効活用されている音楽番組です。
公式LINEに登録しておくと、出演アーティスの「LINE担当」からメッセージが届いたり、TwitterやInstagramでは特別企画や裏話、未公開映像など、番組の枠を超えて楽しめる工夫がなされています!
また放送後の写真撮影なんかも公開されていて、番組や音楽が身近なものに思えるのが良いですね。
濱家隆一さん
大阪出身のお笑いコンビ「かまいたち」のツッコミ担当です。しかし、時にはボケに回る事もあるようです。
個人的には普段メディアで拝見する雰囲気から、ボケもお似合いだと感じる事も多い方です。
そんな愛されキャラな濱家隆一さんですが、荒れて問題を抱えていた時期もあったそうです!
現在結婚されて2児のパパですが、奥様と出会った事で金銭感覚を始め、あらゆる問題点が改善され「かなり変わった」という評価をされているそうです。
ちなみにその評価はご自身だけでなく、周りのかたも口をそろえておっしゃるそうなので、明確に、はっきりと濱家隆一さんは変わったという事なのでしょう・・・。
自分を構成するものが大きく変わるほどの存在に出会えるって素敵な事ですね!
ちなみに、今回の「ビートDEトーヒ」の練習段階で、濱家隆一さんが大きく上達された時期があり、生田絵梨花さんが理由を問うと「奥さんに怒られた(指摘された)」と答えたそうで生田絵梨花さんはほっこりしたとの事。
私は、生田絵梨花さんがほっこりするまでをひっくるめて好きなエピソードの一つです!
趣味・特技は幅広く、マジック・けん玉・百人一首・料理などが挙げられます。
その中の料理は「ビートDEトーヒ」の中の歌詞でも触れられていますね。
生田絵梨花さん
2011年8月21日に乃木坂46の一期生オーディションに合格、2021年12月31日に卒業するまで乃木坂46のメンバーとして第一線で活動されてきました。
元々はアイドルを目指していたわけではなくミュージカル女優を夢見ていたといいます。
ステージという共通点に魅力を感じ、オーディションに応募し見事合格。
その後の活躍はめざましく、観客の投票で配役が決まる「16人のプリンシパル」の舞台では9公演のうち6公演で主役に選ばれたり、「ハンガーゲーム」の日本語吹着替え版の声優を掛けたサバイバルオーディションにも合格し役を勝ち取るなどアイドル以外の才能も見事開花させました。
2022年1月1日より現在にかけては太田プロダクションに移籍し、変わらない活躍を続けていらっしゃいます!
楽曲 ビートDEトーヒ
2022年11月20日に配信リリースされた楽曲で、歌うのはダンスボーカルユニット「ハマいく」です。
作詞・作曲は「なにやってもうまくいかない」が注目され2021年7月にメジャーデビューしたmeiyo(メイヨー)さん。
meiyoさん自身「ビートDEトーヒ」がとても気に入っているそうです。
毎日楽しいわけでもないし、毎日明るい日々が続くわけでもない。
だからこそ、楽しい音楽を聴きたいと皆が思う事なのでは?という気持ちを込めたとインタビューで答えていらっしゃいました。

ビートDEトーヒ 歌詞考察
とりあえず
出典:ビートDEトーヒ / 作詞:meiyo
ポップなビートで逃げ出したい
現実から遠く目を逸らしたい
ずっとずっと鳴り止まないで ミュージック
サビから始まる楽曲です。
「ポップ」「ビート」と言う言葉の響きから現実逃避が持つ負のイメージを払拭している感じがしますね。
「現実から目を逸らしたい」「良いんじゃない?」「だよねー!」そんなやり取りが見えた気がしました。
この軽いやり取りのBGMはきっとお気に入りの明るい音楽なのではないでしょうか。
いっせーのでスタート
点と点が繋がって線になるような
アイデアが浮かんだんだ
イェーイ良いですねぇ
じっとしていらんないな
磨いた 光った!
次の日にゃ またくすんだ寝ても覚めても思い描いていたのに
出典:ビートDEトーヒ / 作詞:meiyo
現状ったらパッパッパーで困っちゃうよな
かける言葉もない オーライ!
イメージの向こう そうだ!
偶然だっていいんじゃない?
頭の中に浮かんだ沢山のアイディア。
点と点が繋がって線になる、という歌詞から数えきれない程のアイディアが浮かんでいる事が分かりますね。
一つ一つはのアイディアは小さくても、整然と並べていくとそれは真っすぐな線になるのです。
いいですね!どんどんアイディアが浮かんでくると仕事もプライベートも捗り、全てにやる気が出てきます。
やる気に満ち溢れている自分が原石のごとく、磨けばどんどん光る逸材のような気がしている主人公。
しかし、次の日にはあっさり磨く前の原石に戻っているのです。
寝ても覚めても考えて、成功のイメージをも何度も思い浮かべたのに、現実は全く大したことなくて、凹んでしまった主人公。
かける言葉も見つからず様子を伺う友人が視界の端に映し出されているのかなと思います。
しかし、主人公は意外と平気な顔して、偶然でもいいからイメージの向こう側に行けばいいのでは?と涼しい顔。
とりあえず
出典:ビートDEトーヒ / 作詞:meiyo
ポップなビートで逃げ出したい
現実から遠く目を逸らしたい
全然良いこともなくて
七転八倒ってそりゃないぜ
今日くらい許してほしい
とりあえず
ポップなビートで逃げ出したい
現実から遠く目を逸らしたい
ずっとずっと鳴り止まないで ミュージック
「とりあえず」現実逃避がしたいと歌っていますが、この「とりあえず」という表現が鍵になっているのではないでしょうか。
一旦、現実逃避をしてリフレッシュしスッキリしたら再び、現実と向かい合って「ちゃんとする」という意味が込められているのではと考えました。
失敗だとかうまくいかない事が多く全然良い事ない世の中、七転八倒、七回転んで八回倒れるなんて酷い言葉今日だけは聞きたくない。
今日だけは好きな音楽をガンガン鳴らして現実逃避。
ずっとこの音楽を流していたい、と思う主人公ではないでしょうか。
ここで登場MC濱家
出典:ビートDEトーヒ / 作詞:meiyo
クッキングならお手の物 ヨッ
素材を活かすのに長ける
もちろん食材だけじゃないぜ
プライスレス大切な人の為メイクマネー
紅と白じゃ分けられやしないぜ!
いくちゃん!はーい
響かせ聴かせてくれ虹色の音楽を!
見せ場の一つ、濱家隆一さんのラップのフレーズですね。
クッキングならお手の物、実際濱家隆一さんの特技の一つは料理であると公式に発表されており、番組やYouTubeで披露する事も多いようです。
大切な人の為のメイクマネー、は奥様と二人のお子さんの為にしっかりとお金を稼ぐ大黒柱、濱家隆一さんを表しているのではないでしょうか。
紅と白じゃ分けられない、と言うのは実は色んな意味が込められていると私は思います。
紅と白は紅白歌合戦。
ハマいくは男女のコンビだから紅組・白組どちらかにつくのだろうという疑問。
「Venue101」は紅白歌合戦に使用されるNHK放送センター内の101スタジオから生放送されている事もあり「ビートDEトーヒ」のリリースコメントでは、紅白を意識した「本物のの紅白を目指しています」というコメントが見られました。
そして「響かせてくれ、虹色の音楽を」と、生田絵梨花さんへとバトンが繋がれていきます。
このやり取りに、飾らない二人の姿が歌声にも乗せられているようで聴いていてホッとするのは私だけではないはずです笑。
とりあえず
出典:ビートDEトーヒ / 作詞:meiyo
ポップなビートで逃げ出したい
現実から遠く目を逸らしたい
嫌んなっちゃうが満載で
退屈に負けそうで
限界だって思ってしまったら
とりあえず
ポップなビートで逃げ出したい
現実から遠く目を逸らしたい
そんな今日もやり過ごしたら
きっともっと素晴らしいはず
ずっとずっと鳴り止まないで ミュージック
人生生きていれば「嫌になっちゃう」とぼやいてしまう事も沢山あるでしょう。
かと思えば仕事や勉強で同じ事の繰り返しで「退屈した」とぼやいてしまう日々が続く事もあるでしょう。
嫌な事しかない、つまらない日々に疲れた時、現実逃避したいと逃げの体制に入る事は悪い事ではないのだ、と歌っています。
だけど、目を逸らしながらも、逃避しながらも何とか無事に1日を終えてベッドに潜り込んだなら、もっと素晴らしい人生になるはず、と背中を押してくれているのではないでしょうか。
そんな風になんとか人生やり過ごしていくために、大好きな音楽がずっと流れていますように、と世界の中心で音楽に対する愛を叫んでいる楽曲ですね。

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さいごに
いかがでしょうか。
Venue101から誕生したダンスボーカルユニット「ハマいく」の歌う「ビートDEトーヒ」の歌詞を考察してみました。
聴いているだけで心の温まる1曲ではないでしょうか。
辛い時こそ明るい音楽で、明るく現実逃避。
最終的に戻ってくるのなら、少しぐらい現実から目を背けたってかまわない。
そんな「常識」とは少し違う角度からの応援歌、何度でも聴きたくなる楽曲ですね。
SNS中心に話題になっているダンスにも注目です!