今回はUVERworldの新曲についてご紹介します!
10月18日にスタートするカンテレ・フジテレビ系の新ドラマ「アバランチ」の主題歌に決定しており、タイトルと音源はドラマ初回放送時に解禁されます。
ドラマの内容と楽曲コメントをご紹介します!
ドラマ「アバランチ」
月曜夜10時の連続ドラマ枠の記念すべき第1作として放送される「アバランチ」。
主演を人気俳優・綾野剛さんが務め、チーフ監督として綾野さん主演の映画「ヤクザと家族 The Family」や日本アカデミー賞で3部門を制した映画「新聞記者」を手掛けた藤井道人さんが参加します。
綾野剛さんが演じるのは、謎の集団・アバランチのメンバー、羽生誠一(はぶ・せいいち)。
雪崩を意味するアバランチは何を目的とした組織なのか?他のメンバーはどんな人なのか?
ドラマのNGを放送するバラエティ番組でも一切映像が出なかった謎に包まれたドラマになっています。
ドラマの放送が楽しみですね!
楽曲コメント
UVERworldと綾野剛さんのタッグは、映画『新宿スワンII』以来約4年ぶりです。
UVERworldボーカルのTAKUYA∞さんの楽曲コメントをご紹介します。
台本が上がってくる前から、綾野剛さんと藤井監督の頭の中にある構想を聞かせてもらいながらイメージを膨らませていました。
制作開始後、綾野剛さんとは互いに作品の過程を送り合いながら曲作りを行い、本当の信頼関係が築かれていないとできない楽曲が生まれました。
UVERworldとしても新しい音の構築に挑戦し、進化も提示できる楽曲になったと思います。
作品にかける熱い想いを感じさせてもらいながら、しっかり援護射撃していきます。
綾野剛さんとの信頼関係によって生まれた楽曲なのですね。
曲の公開が待ちきれません!

AVALANCHE 歌詞考察

ドラマ『アバランチ』は、謎の集団・アバランチが現代社会にはびこる悪を成敗するピカレスクエンターテイメントです。
「ピカレスク」とは「悪党」「ごろつき」と言った意味で、社会的には悪者とされる主人公を描いた作品のことを言います。
ダークヒーローが主人公になっている物語ということですね。
ドラマの中でも、アバランチのメンバーが常識はずれの過激な捜査で、巨悪の闇を暴いていきます。
新しい世界を自らの手で作り出そうとしている主人公。
「Come on see me now」は「こっちに来いよ、俺を見てみろ」と言った意味でしょうか?
アバランチのメンバーを曲の主人公と置いて考えると、違法ではあっても正義のために、世に巣食う悪を自らの手で裁いていく行動自体を「Create a new world」と表現しているように思えます。

「A random life repeating」=ランダムな人生の繰り返し。
特に意味もなく、流されるまま毎日を生きている人々は、後悔で埋め尽くされた空の下、どこかにある光を探してさまよっています。
そんな混沌とした世界に反逆の狼煙を上げ、立ち向かっていくアバランチ。
社会にはびこる悪を退治するのは、無謀な思想かもしれませんが、様々な分野のスペシャリストが集まれば、人々を導く希望の光に変わります。

新しい世界へ飛び立つ準備はいいか?と問いかけています。
これまで多くの人々が閉じ込められて生きた「dark night」に、「Dawn breaking(夜明け)」の光をもたらすことができれば、辛い過去も清算することができます。
アバランチのメンバーそれぞれが抱えている、暗い過去を示していますね。
活動を続け悪事を暴き、自分自身の闇を照らすため、新しい世界が作れるまで活動を続けます。

希望の光が見えず、どうしたらいいのか分からなかった過去を振り返っています。
いつ明けるのかもわからない長い夜が始まり、右往左往していた過去。
起こった事実は目に見えますが、その裏に隠された真実は見ることができません。
歌詞に出てくる「二人」とは、主人公と、主人公が守りたい大切な存在のことを指しているのでしょう。
主人公が、見えない真実を突き止めようとしていることから、守るべき存在が、何か大きな出来事に巻き込まれてしまったことが伺えます。
後の歌詞から分かりますが、大切な存在である君は、亡くなってしまったようです。
巧妙に隠され、二人とも一度も見たことがない真実がきっとあると信じてこれたのはどうしてでしょうか?
その答えが、次の歌詞で明かされます。

目に映る全てが闇に覆われ、声も聞こえぬ長い夜。
君がこの世から居なくなってしまい、途方に暮れている様子が表現されていますね。
そんな絶望的な状況でも、二人のココロは繋がっていました。
お互いを信じているからこそ、闇に葬られた真実があることを確信し、全身全霊をかけて真実を暴こうとしているのですね。
二人の強い絆が伝わってきます。

大切な君が亡くなってしまったことが明かされるシーンです。
「布で終わる」の「布」とは、故人の顔にかぶせる「顔かけ」「打ち覆い(うちおおい)」と呼ばれる白い布のことを指しているのでしょう。
君との間に固い絆、「愛」があり、目には見えない真実を確信していた主人公は、君と離れ離れになってしまっても不安は感じません。
「此処に辿り着くまで」という歌詞から、主人公が真実を暴き、君の無念を晴らしたことが分かりますね。
主人公の君を信じるココロ、愛の強さが伝わってくる楽曲でした。
これからドラマはどのように進んでいくのか、続きが楽しみですね。

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さいごに
いかがでしたか?
辛い過去を抱えたメンバーが集って結成されたアバランチ。
それぞれの想いは果たされるのか?
エンディングにふさわしい楽曲でした。
UVERworldのこれからにも注目です!
政治家、官僚、大企業といった富と権力を持った“強者”だけではなく、一般市民においてもモラルハザードが叫ばれて久しい令和の日本を舞台に、謎に包まれた集団・アバランチの過激かつ痛快な活躍を描き、令和ニッポンで暮らす人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク・エンターテインメント。
カンテレHPから引用