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Aurora【BUMP OF CHICKEN】の歌詞を考察!悩む人を肯定する人間賛歌ソング

今回はBUMP OF CHICKENの『Aurora』の歌詞を考察します!

TBSドラマ『グッドワイフ』の主題歌に起用された本楽曲。藤原基央は制作にあたり、

「この曲はたしかに、自分が曲作りしている時のことを書いていたんです。そしてそれは、自分だけじゃなくって、僕の身近な友達がやってることにも共通している部分がたくさんあるはずだと思う。僕の友達には営業やってる人もいるし、地元でトンカチ打って家を建てている人もいるし、いろんな人がいるんですけど、そういう人たちにも共通する部分があるんじゃないかと。みたいなことを考えて“Aurora”を書いていた記憶がありますね」

とコメントしています。

「オーロラ」とは空に広がる神秘的な現象。その様々な色合いを象徴して、人間の個性や美しさを描いていると考察できます。

早速歌詞を読み解いていきましょう!

『Aurora』歌詞考察

もうきっと大丈夫

もうきっと多分大丈夫 どこが痛いか分かったからね
自分で涙拾えたら いつか魔法に変えられる

ほんの少し忘れていたね とても長かった ほんの少し
お日様がない時は クレヨンで世界に創り出したでしょう

『Aurora』はBUMP OF CHICKENから聴く人へのメッセージソングだと考えられます。

”もうきっと大丈夫”には、今不安を抱える人を励ます力が込められています。

「痛さ」は理由や原因が分かると少し楽になることがあります。

そうすれば、人は少しずつ回復に向かい、涙を喜びにも変えられる。そんな思いが綴られています。

”お日様がない時はクレヨンで世界を創り出していたでしょう”は「オーロラ」を彷彿させる歌詞

つまり、不安で気持ちが暗くなっている時は、いろいろな力を借りて目の前の世界を自分の力で変えてきたということ。今まで一生懸命に生きてきた人たちを賛歌する冒頭なのです。

守ってくれる存在に出会えて

正義の味方には見つけて貰えなかった類
探しに行かなくちゃ 呼び合い続けた あの声だよ

「正義の味方」にすら見つけてもらえなかったとはどういうことでしょうか?

これはきっと周囲の大人や先生指し、味方になってもらえなかった過去を言っているのでしょう。

しかし今は違います。

やっと自分を守ってくれる存在に出会えた貴重で感動的な瞬間がここでは描かれています。

感情をなぞって彩っていく

溜め息にもなれなかった 名前さえ持たない思いが
心の一番奥の方 爪を立てて 堪えていたんだ
触れて確かめられたら 形と音が分かるよ
伝えたい言葉はいつだって そうやって見つけてきた

私たちはいつもたくさんの感情を抱えて生きています。しかし全てに「名前」が付いていないのも事実。

自分ですら感知できないような感情が心を支配し、悲しみをもたらすことだってあるのです。

それはまるで目に見えるけど掴めない「オーロラ」のよう。

しかし大人になった今、私たちは感情をしっかりと確かめることができるようになりました。

ひとつずつ感情をなぞって、言葉にしていく。

そうした大きくて素晴らしい動きも「オーロラ」と重なります。

歪な歩みでも大丈夫

振り返れば途切れずに 歪な線を描く足跡
悲しいくらい分かりやすく いつもここに向けて伸びる

大切にするのは下手でも 大切だって事は分かっている
せめてその白い手紙が 正しく届きますように

人生を振り返ったとき、歩んできた道が曲がっていたり、曲線を描いていたり…。

たとえ失敗やミス、悲しみや苦しみが多い人生だったとしても、歩んできたのは変わらない事実。

実直に、真っ直ぐに生きている人は「大切なもの」をしっかり分かっています。

”白い手紙”とは「純白」や「真実」など嘘偽りのない状態を指していると解釈できます。

歪な人生でも精一杯生きている人には、そんな真実味の帯びた現実がやって来るのを祈っているのです。

考えすぎるのは悪いことじゃない

考え過ぎじゃないよ そういう闇の中にいて
勇気の眼差しで 次の足場を探しているだけ

悩みを抱えると周囲は時折「考えすぎだよ」と励ましてくれる時がありますね。

でも本当に深く悩んでいる時、人は八方塞がりで悩む以外の考えを持てないのではないでしょうか。

BUMP OF CHICKENはそんな思いを汲み、悩んでいることそのものを肯定します。

”次の足場を探しているだけ”と。

挫けてきた人にだけ訪れる未来

解き放て あなたの声で 光る羽根与えた思いを
その足が向かうべき先へ そうしなきゃ見えなかった未来へ
諦めなかった事を 誰よりも知っているのは
羽ばたいた言葉のひとつひとつ 必ず届きますように

深い闇底にいる人に一筋の光を投げかける歌詞。

”その足が向かうべき先へ そうしなきゃ見えなかった未来へ”

魂に眠る思いや声を外に出すように促してくれる言葉達。悩んできたからこそ見える未来を提示してくれます。

挫け、悩み、歪な道を歩んできた人だからこそ「諦めない底力」を持っており、強くまっすぐな思いを言葉にできます。

それはいずれ形になって現実化していく。そうした希望を孕んだメッセージが込められています。

オーロラのような世界を描こう

もう一度 もう一度 クレヨンで 好きなように
もう一度 さあどうぞ 好きな色で 透明に
もう一度 もう一度 クレヨンで この世界に
今こそ さあどうぞ 魔法に変えられる

「クレヨン」とは言わずと知れたあのカラフルな画材。

考えて苦しみ抜いてきた人が、自身の力で世界をカラフルに変える瞬間が描かれます。

人々がオーロラのように自分の世界や未来を彩っていってほしい。

そんな願いが込められています。

悩む先にあるもの

ああ、なぜ、どうして、と繰り返して それでも続けてきただろう
心の一番奥の方 涙は炎 向き合う時が来た
触れて確かめられたら 形と音をくれるよ
あなたの言葉がいつだって あなたを探してきた

そうやって見つけてきた

人はどうして悩むのでしょうか?そんな問いに答えてくれるかのような歌詞です。

「どうしたらいいのか」「どうしてこうなったのか」…。不条理な現実と戦う人にとって「悩む」とは苦しいことでしょう。

しかしBUMP OF CHICKENは”涙は炎”といつまでも悩む人の味方で在り続けます。

これはもしかしたらBUMP OF CHIKEN自身が常に思っていることでもあると解釈できます。

悩み抜いた先に見つけた言葉で私たちを生かし続けてくれる。

BUMPとの絆を感じられるような面も『Aurora』にはあるのではないでしょうか?

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おわりに

いかがでしたか?

どれも名曲ばかりのBUMP OF CHICKENですが、『Aurora』もかなり深みのある歌詞、親近感を抱けるような楽曲になっています。

これからの活躍にも目が離せません!

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