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アストロノーツ【優里】歌詞の意味を考察!遠く離れた所から孤独に耐え思いを馳せる一人の男性。あなたに来世でまた会いたい!

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優里さん待望の2ndアルバムである「弐」が2023年3月29日にリリースとなり話題になっています。

全14曲を収録、話題作から新作まで網羅した聴きごたえのある1枚。

その中から今回は何処か寂しさも感じる楽曲「アストロノーツ」の歌詞を考察してみたいと思います。

優里さんとは

お母様の影響で小学校の頃はロックバンドの楽曲を聴いていたという優里さん。

高校生になってBUMP OF CHICKENスピッツなどを聴くようになったそうです。

音楽に縁があるのか、自身がボーカルを務めていたバンドTHE BUGZYが2019年に解散する事になった後も路上ライブで音楽活動を続けていた優里さん。

MY FIRST STORYの楽曲「花-0714-」を演奏しているとボーカルのHiroさん本人が乱入という奇跡的な出会いを大きなきっかけとし活動の場を広げていく事になりました。

2019年12月にはインディーズデビュー・2020年8月にメジャーデビューを果たし現在はシンガーソングライターとしてだけではなくYou Tuberとしても精力的に活動されています。

優里さんが大切にしたいもの

実は優里さんはまだ将来の大きな目標は決めていないのだそうです。

しかし大切にしている事はあるらしく、それが「歌がすごく好き」という事なんだとか。

現状、優里さんは大好きな「歌」をお仕事にしています。

好きな事を仕事にすると好きじゃなくなる、一般的によく聞くこの言葉をそれは違うと証明していきたいとインタビューで答えていらっしゃいました。

私も好きだからこそ仕事にする、という生き方が好きなので優里さんにぜひともその姿勢を貫いて欲しいと僭越ながら思いました!

歌だけは好きで居続ける事をこれからの目標とし、何十年先も自分の代表曲だけでディナーショーが出来るアーティストになる事は今の優里さんが抱いている夢なんだそうです。

歌に対する真摯な姿勢が垣間見えた瞬間ではないでしょうか。

楽曲 アストロノーツ

2023年3月29日リリースのアルバム「弐」に収録されている楽曲で優里さんはリリース前に「ベースがかっこいい!」と熱く語っていらっしゃいました。

実は私、楽器隊に対する知識が乏しいのでぜひ詳しい方は演奏の方にも意識を向けて聴いてみてはいかがでしょうか。

ちなみにアストロノーツとは宇宙飛行士の事で、似た言葉にアストロノートという言葉がありますが、複数なのか単体なのかの違いだそうです。

アストロノートとは単体を指し、アストロノーツとは複数形を表すそうですがこの楽曲ではどういう意味があるのでしょうか。(諸説あり)

その辺りも考察してみたいと思います。

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アストロノーツ 歌詞考察

ある朝 枕元 プレゼント
「ママ!これはどんなお話?」
宇宙を夢見た少年のお話

ある夜 その少年は宇宙へと
彼女に別れを告げ
人類のために勇敢に飛び立った

出典:アストロノーツ / 作詞・作曲:優里

朝、起きると枕元に新しい絵本が置いてあったのでしょうか。

宇宙飛行士を夢見ている少年は新しい絵本を読んでと母親にせがみます。

とても微笑ましい日常から月日が流れ、夢を叶えた主人公。

ある夜、お付き合いしていた彼女に別れを告げて宇宙へと飛び立っていったのです。

詳細は最後まで明かされませんが「人類の為」という大きな期待を背負った、おそらく非常に危険な任務なのではないでしょうか。

アストロノーツ あなたを想って
あの頃の思い出を持って
どこまで行けるでしょう?
太陽系を超えた頃

出典:アストロノーツ / 作詞・作曲:優里

太陽系を抜けた頃、主人公はいよいよ地球との距離を感じたのではと思いました。

終わりがあるのかもわからない宇宙に、かろうじて存在している単位「太陽系」を離れる事で視覚的にも精神的にも故郷との距離を感じざるを得ない状況に、主人公は少し不安を覚え始めたと感じました。

大切な人を想い、大切な人と培ってきた思い出を胸に自分は何処まで行けるのだろうか、不安と任務に対する責任、期待が混じって揺れる瞳が、私の頭の中ではイメージできました。

随分遠くまで来たようだ
パパ 元気にしていますか?
交信は途絶え語り掛ける日々

地球を飛び出してから今何年?
パパと同じ歳だよ
想像と違う未来だ 怖いな

出典:アストロノーツ / 作詞・作曲:優里

更にそれから何年も月日が流れた頃、進歩したはずの科学の力を持ってしても地球と交信できない程の距離まで来た主人公。

「地球を飛び出して何年経ったんだろうね。

いつの間にか僕は地球を飛び出す姿を見送ってくれたパパと同じ歳になったよ」

もう地球に届くことも、返事が返ってくる事もない通信機にむかって「語り掛ける」しかない日々に寂しさを感じる主人公。

父を思う事で、自分にも「家族」がいた未来を選択する事も出来たのでは?という思いが頭を過ったのかもしれません。

もしかしたらこんなに長く宇宙にいる予定ではなかったのかもしれません。

ましてや通信が途切れるほど地球から離れるとは想定外なのかもしれません。

「あの頃」想像もしていなかった現実に恐怖を覚える主人公が切ないですね。

アストロノーツ あなたを想って
あの頃の思い出を持って
彼方で会えるでしょう
銀河系を超えた頃

誰もが皆怖いんだ
誰も居ない場所が
そしてさ迷う
また会いたいってさ

出典:アストロノーツ / 作詞・作曲:優里

別れた恋人を想い、あの頃の輝いた思い出を思い返している主人公。

宇宙のにある数少ない単位である「銀河系」がでてきます。

先ほどは「太陽系」と出てきましたが、もう一つ宇宙に存在する数少ない単位「銀河系」。

太陽系を超えるのは何となく想像する事はできますが、銀河となると規模が大きすぎてなかなか想像が難しい世界になってきます。

想像しうる距離・時間を超えた時「彼方」で会えるでしょう、とありますがこの「彼方」は来世など、今の時系列とはまた違う所で、という意味ではないでしょうか。

誰も皆独りでいる事は怖いもの。

おそらく主人公は今は一人で宇宙船に乗っているのではないでしょうか。

最初から一人なのか、結果的に一人になってしまったのかは楽曲では明らかにされていませんが、楽曲名の「アストロノーツ」が複数形を意味するのだとすると後者と考える事ができます。

最初から一人なのと、結果として一人になってしまうのとでは孤独感や絶望ははるかに違うでしょう。

誰もいない場所でまた大切な人に会いたいと願う主人公の姿が歌われています。

アストロノーツ あなたを想って
あの頃の思い出を持って
どこまでも行けないよ
君に会いたい

アストロノーツ あなたを想って
あの頃の僕らに戻って
どこまでも行けるだろう
君の元へ帰る旅

出典:アストロノーツ / 作詞・作曲:優里

思い出だけでは前に進めないと気づいた主人公。

思い出を胸に頑張れるのはその先に希望がある時ではないでしょうか。

この宇宙船には希望がないのかもしれません。

しかし、大切な人の元に「帰る」と決めたならばどんなに長旅になろうとも思い出を胸に、どこまでも行けるのです。

心の中の主人公と大切な人たちは「あの頃」の姿、笑顔のまま。

どんなに遠くても、どんなに時間がかかっても次元を超えてでも必ず帰るから彼方でまた会おう、というメッセージが込められているように感じました。

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さいごに

いかがでしょうか。

今回は優里さんのアルバム「弐」に収録されている「アストロノーツ」の歌詞について考察してみました。

近未来的な雰囲気のある歌詞で、今の私達では想像もつかない程の遠くから地球に居る大切な人達や思い出に思いを馳せ孤独に耐える一人の宇宙飛行士の姿が描かれていました。

きっともう現世では会う事の出来ない人達へ、来世で会いたいという切なる愛に満ちた歌詞だと私は思いました。

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