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朝が来る【Aimer】の歌詞の意味を考察!圧倒的な存在感を放ちながら、アニメの世界観を壊さない歌詞の秘密とは?

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2022年1月12日にリリースされたAimerの「朝が来る」について考察していきます!

こちらは大人気アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のエンディングテーマ曲にもなっています。

この曲とあわせてリリースされた「残響散歌」は同作のオープニングテーマ曲なので、鬼滅の刃のオープニングとエンディング、どちらもAimerさんが担当しているということですね。

歌詞の内容も遊郭の雰囲気漂う内容になっています。

では、歌詞の考察を始めていきましょう!

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朝が来る 歌詞考察

傷だらけの世界に射す光

傷だらけの世界の頭上に
闇が重たくもたれかかって
覚めない時の中

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

鬼が暗躍する世界では確実に傷を負っていく人は増えていきます

鬼は陽の当たるところでは活動できないため、夜のみの行動となります。

安穏とした生活を送る人々にとっても、鬼滅隊にとっても夜が長く、重く感じられることもあるのでしょう。

大切なものや人を失ったことで傷ついた人は、まるで悪い夢から中々覚めない感覚に陥るかもしれません。

そんな世界観と登場人物の心情を表している出だしの3行です。

悲しみは何処までも追いすがって
それでも空は夜明けを探して
取りに行く未来

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

傷は治っても消えることはありません

しかし、明けない夜はないという言葉もあります。

鬼に奪われた悲しみが消えることはなくても、いずれ徐々に落ち着いていきますよね。

そして、ある程度の元気を取り戻した時に人は再び立ち上がる生き物です。

「それでも空は夜明けを探して 取りに行く未来」

未来はただ待っていればやってくるものではなく、前を向いて歩んでいくことで初めて掴めるというメッセージを感じますね。

僕らは弱くも儚くもないよ
信じて愛して燃え尽きて行く

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

人に限らず、生き物には感情があります。

それ故に精神的に不安定になることも、感情的に行動してしまうこともあります。

「僕らは弱くも儚くもないよ 信じて愛して燃え尽きて行く」

しかし、それらは決して弱いということではなく、何かを信じて愛しているからこそ起きる事象なんだと前向きに捉えているからこそ、書ける歌詞ですね。

繰り返し 繰り返し
血を流すたましいが
夢を見るその先に
輝いて 輝いて
新しい朝が来る
希望が棚引く方へ
君を呼んでいる黎明へ

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

「繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが 夢を見るその先に」

鬼滅の刃では多くの人の血が流れます。

倒れていった人たちのほぼ全員がこんな最期ではなく、明るい未来を夢見ていたはずです。

「輝いて 輝いて 新しい朝が来る 希望が棚引く方へ 君を呼んでいる黎明へ」

朝の陽射しのように希望に満ちた輝く未来のために、鬼滅隊は日々奮闘しています。

鬼滅の刃を見ている子供たちもまた、今後の時代を築いていく新しい朝とも言える存在です。

鬼滅隊のように明るい未来のために頑張って欲しいというメッセージではないでしょうか。

因みに黎明(れいめい)は明け方、夜明けという意味です。

自ら光を追いかければ、必ず新しい朝が来る

失うことで堕ちて行くか
それとも光を追いかけるか
選んで来た道に散らした
涙も傷も遠くなって

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

鬼滅の刃の主人公、炭治郎もまた鬼によって大切な人を奪われたことがきっかけで鬼滅隊入隊への道を歩み始めます。

その一方で心の弱い部分に付けこまれ、自ら鬼側に味方する人も作中には登場します。

現実の世界でも何か問題が起こった時に諦めてしまう人と立ち向かっていく人がいると思います。

どちらを選ぶかは人や状況によっても違うとは思いますが、炭治郎のように困難に立ち向かう人になりたいですね。

息を殺し追憶の影に焼かれ
それでも鮮やかに風を切って
手に入れる未来

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

追憶(ついおく)とは過去の出来事に想い馳せることです。

「息を殺し追憶の影に焼かれ」の部分は、鬼から身を隠したり、辛い出来事を思い出して悲しくなる人々の状況・心情を描いています。

「それでも鮮やかに風を切って 手に入れる未来」

鬼滅隊も人間ですから過去の出来事を思い出して辛くなることもあるでしょう。

また、状況によっては敵から身を隠すこともあります。

しかし、彼らはそれを明るい未来を手に入れるための強さに変えていきます

情熱がいつだって灯火になるよ
天高く上れと狼煙を上げて

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

道に迷った時、自分を信じることが大切だというメッセージですね。

情熱さえ失わなければ、人は高みを目指して進み続けることを炭治郎が作中で証明しています。

風になり 花開き
たましいを掻き鳴らす
僕らが急ぐ場所へ
華やいで 華やいで
新しい朝が来る
光が棚引く方へ

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

「風になり 花開き たましいを掻き鳴らす」

情熱を以て努力すれば、それは風に乗って勢いを増し、やがて結果となって花開くということを朝の遊郭の雰囲気を漂わせながら、見事に一文にまとめられています。

「華やいで 華やいで 新しい朝が来る」

ここからも朝の遊郭の空気を感じることができますね。

支えてくれる人たちのために

夜のもう一つ向こうまで
どうしても届かない手のひらを
支えてくれる声が
いつの間に こんなに
響いてた

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

「夜のもう一つ向こう」は鬼を滅した平和な世界、または鬼を統率するラスボスのことを指していると思われます。

どちらにせよ、鬼滅隊の悲願であると同時にとても難しい目標でもあります。

「支えてくれる声が いつの間に こんなに 響いてた」

だからこそ鬼滅隊の活動には支援が不可欠なのです。

実際支えてくれる人がたくさんいることに気付いて感謝している様子がここでは描かれています。

君の行く場所に
光あれと祈った
全ての心のため

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

「君の行く場所に 光あれと祈った」

支えてくれる人がいるからこそ、その人たちのためにも頑張りたいという想いは強くなります。

願いは自分のために、祈りは誰かのために捧げるものです。

人の幸せのために戦っているという信念も垣間見えますね。

繰り返し 繰り返し
血を流すたましいが
夢を見るその先に
輝いて 輝いて
新しい朝が来る
もうすぐ始まる歌
君を呼んでいる黎明へ

出典:朝が来る / 作詞・作曲:梶浦由記

傷だらけの世界の頭上に……

一番のサビとほぼ同じ歌詞です。

歌パートとしては最後ですが、「もうすぐ始まる歌」と新しい物語がまた始まることを予感させる言い回しがアニメ向けで素敵ですね。

「傷だらけの世界の頭上に……」では、傷を負いながらも戦う鬼滅隊や人々の未来はきっと明るい、という意味が最後の「……」に込められているのではないでしょうか。

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さいごに

この曲を作詞作曲された梶浦由記さんは、前作のテーマソング「炎」の作詞作曲も担当されています。

もはやアニメ鬼滅の刃に欠かせない存在といっても過言ではなさそうです。

「BGMが作品より人の耳を奪ってはいけない」という自身のこだわりがあるそうで、圧倒的な存在感のある曲ながらも、まさに作品に寄り添った作品になっていますよね。

今後の鬼滅の刃のテーマソングも、梶浦由記さんが担当することことがあれば要チェックです!

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