ヒゲダンことOfficial髭男dism「Amazing」の歌詞の意味を考察します。

Amazing 歌詞考察
真面目にふざけている
Amazing It’s Amazing
出典:Amazing / 作詞・作曲:藤原聡
謎めいた人生へバンジー Wow
Amazing It’s Amazing
どうか恐れないで行け
チューリップテレビ(富山県)のバラエティ&旅番組「#きとキュン♡トラベラー with T」(2022年3月終了)のオープニングテーマ「Amazing」。
「謎めいた人生へバンジー」という歌詞から、旅番組のテーマ曲らしさを読み取ることができるのではないでしょうか。
さらに曲名にもなっている「すばらしい」という意味の「Amazing It’s Amazing(アメイジング、イッツ・アメイジング)」と「謎めいた人生へバンジー」でさりげなく韻を踏んでいて、これがバラエティ番組らしく「ふざける」要素を担っていると考えられます。
頭サビでガツンと楽曲の主題が提示され、人生を含む旅もおふざけも「恐れないで行け」と自分に言い聞かせつつ、リスナーにも呼びかけているようです。
誰に邪魔されても 関係ない この手足を
たとえ縛られたとしても 難無く夢を描くだろうどうやら長いこと満員電車に揺られすぎたようだ
出典:Amazing / 作詞・作曲:藤原聡
前ならえ 右にならえ もう勘弁してくれよ
今だ 走り出せ フリーダム
毎日、決まった時間に電車通勤するようなサラリーマンやOLなども「夢を描く」という話でしょう。
たとえば会社員として方針どおりに働くのが務めだとしても、プライベートな時間で「夢」や「自由(フリーダム)」を求めるのは息抜きになるはずです。
とくに、まるで「手足を縛られた」ように身動きがとれないと感じていたり、「勘弁してほしい」と嘆くほどストレスがたまったりしているなら、テレビ番組を観たり音楽を聴いたりしてリラックスすることができます。
あるいはテレビ番組や音楽などに触発されて、実際に何らかの「夢」に向かって行動したり、旅に出たりするケースもあるかもしれません。
「走り出せ」と活を入れられて奮起した人もいるのではないでしょうか。
Amazing It’s Amazing
出典:Amazing / 作詞・作曲:藤原聡
謎めいた人生へバンジー Wow
いいね 傍目じゃクレイジー
どうかしてなきゃ やってらんねえな
あの星へFly yeah
Amazing It’s Amazing
どうか真面目にふざけたまま行け Yeah
1番のサビです。
「Amazing~、謎めいた~」のさりげない韻に「傍目(はため)じゃクレイジー」も加わりました。
おまけに「やってらんねえな」の最後と「あの星へ」の最初が「な~あ」とつながり、さらに「Fly(フラ~イ)」と続くため、異様に「あ~」が強調され、まるで「ため息」をついているようにも聴こえるところが「真面目にふざけている」といえるでしょう。
しかも「傍目じゃクレイジー」や「どうかしてなきゃ~」と事前に断りが入ったうえで「あの星へFly」と宇宙に旅立つので、「ふざけているけれども真面目」なヒゲダンらしさを感じます。
「真面目」な日常に不満を感じ、「夢や自由」を求めたくなっても、「不真面目にふざける」ようになると生活に支障をきたす恐れもあるでしょう。
歌詞の言葉遊びも度が過ぎると興ざめするので、何事も適度が大事ですね。
競争主義に染まりすぎ?
不満ばかり言っても 無くならない この思いを
人にいくらぶつけてみても ネガティブが増すだけだろうどうやら長いこと競争主義に染まりすぎてたようだ
抜かれたり 追い抜いたり 違うそんなことじゃない
本当は 単純だ 目を覚ませ フリーダムAmazing!
出典:Amazing / 作詞・作曲:藤原聡
1番のサビで「あの星へFly」という宇宙規模の「おふざけ」が展開されたせいか、あるいは「満員電車」云々の日常的な「不満」を反省したためか、「競争主義」という社会全体について思いを巡らせたようです。
たしかに愚痴をこぼしたところで根本的な問題解決には至らないどころか、悪循環に陥る可能性のほうが高いでしょう。
そこで資本主義の基本原理でもある「競争主義」に着目したということ。
たとえば音楽にしても、おもしろいかどうかを自分で判断して聴くのではなく、売れている音楽だから聴くという人もいるかもしれません。
アーティストや事務所、レーベル側も売り上げを重視しすぎると、肝心のおもしろい音楽かどうかが置き去りにされる可能性もあります。
「本当」は「音楽的におもしろいかどうか」という「単純」な話のはず。
かなり「真面目」な展開になりました。
囚われたため息からの脱走を
出典:Amazing / 作詞・作曲:藤原聡
作られたイメージへの反抗を
小手先より腕目一杯の大爆音
It’s Amazing いざMake It!
まだ見ぬ歓喜の予感にさあ 急かされるまま Oh Yeah
「ため息」はサビの「あ~」の伏線回収かもしれません。
ここでは「囚われたため息、作られたイメージ、小手先より腕目一杯、It’s Amazing、いざMake It」や「脱走を、反抗を、大爆音」で韻が踏まれています。
「歓喜、予感」や「小手先→腕目一杯」も含めると、ほとんど言葉遊びの「おふざけ」で埋め尽くされているといえるでしょう。
あるいは「予感に急かされるまま」サビへつながる点を踏まえると、サビの「あ~」は「腕目一杯の大爆音」かつ「歓喜」の声とも解釈できます。
1番の「走り出せ」が「脱走」につながり、ヒゲダン自身も既存の「イメージ」からの脱却を図るようなサウンドを提示しているところが「音楽的におもしろい」のではないでしょうか。
Amazing It’s Amazing
出典:Amazing / 作詞・作曲:藤原聡
謎めいた人生へバンジー Wow
いいね 傍目じゃクレイジー
どうかしてなきゃ やってらんねえな
あの星へFly yeah
Amazing It’s Amazing
どうか突き詰め続けたまま行け Yeah
頭サビでは「恐れないで行け」、1番のサビでは「真面目にふざけたまま行け」だったところが、ラストで「突き詰め続けたまま行け」に変わりました。
たしかに「真面目」も「おふざけ」も「突き詰められていた」のではないでしょうか。
「バンジージャンプ」をして飛び降りたのかと思いきや、「あの星」を目がけて飛び上がるような「謎めいた人生」を楽しみ続けましょう。

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さいごに
サビの「あ~」は「ため息」や「歓喜」の声、「大爆音」のほか、「バンジー」で飛び降りるときの声、「あの星」へ飛び上がるときの声も考えられるかもしれません。
想像はふくらむものの正解はわからないところまで含めて「謎めいた人生」といえそうです。
これからもヒゲダンは「真面目なおふざけ」を追求し続けてくれるでしょう。