今回はドラマ『TOKYO MER(エムイーアール)~走る緊急救命室~』の主題歌、GReeeeNの「アカリ」の歌詞を考察しようと思います。
2008年の放送された『ROOKIES』の「キセキ」以来となるTBSのドラマの主題歌。
メンバー全員が医療従事者であるGReeeeN、「アカリ」にはどんな想いが込められているのでしょうか?
ドラマの内容、楽曲コメントも一緒にご紹介します!
ドラマ『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』
GReeeeN 楽曲コメント紹介!
今回、この「アカリ」に込めた想いは、“みんな誰もがヒーローになれる”ということ。
僕たちが生活している世界は、たくさんの「アカリ」に囲まれています。
何か嫌なことがあったかもしれない学校や職場からの帰り道に見える夜景や電灯の包んでくれるような灯り、家族や仲間が待つ家に帰った時についているホッとさせてくれる明かり、テレビやスマホ、パソコンから発せられるありがたい明かり、自然災害が起きてしまった時に、停電や寒さに凍え、危機的な状況の時にも希望の祈りとして照らしてくれるひとすじの灯り。
そして、誰かの頑張りで灯されたアカリはあなたを照らし、あなたの頑張りによって輝くアカリもきっと誰かを照らしています。
憧れのあの人もヒーローですが、あなたも誰かにとってのヒーローです。
ドラマの中でも鈴木亮平さん演じる主人公の喜多見幸太だけでなく、周りの仲間たちそれぞれがお互いを照らし合い、支え合っています。
皆さんも同じです。
だから、何があっても大丈夫。
Everything’s gonna be alright !!
誰もがヒーローになれるというメッセージが込められたこの楽曲。
ドラマで喜多見先生に救われた負傷者達は彼がヒーローのように見えたことでしょう。
この曲を聞く私達もきっと誰かのヒーロー、誰かの心を優しく照らすアカリのような存在であるはずです。
医療ドラマの主題歌に込められた想い、早速歌詞を紐解いていきましょう。

アカリ 歌詞考察

冒頭の歌詞は、楽曲コメントにもあったように、事故や自然災害で危機的な状況に陥ってしまった時、必ず助けに来てくれる心強い存在・ヒーローがいることを表現していますね。
ドラマの中でも、鈴木亮平さん演じる喜多見先生が助けに来てくれたときはヒーローのように見えたはずです。
自分のヒーローがいて、自分も誰かのヒーローのような存在である、というお互いに助け合う心が伝わってきますね。

君が来てくれたら心の中の不安も吹き飛びます。
何百回も救われたという表現から、ヒーローである君は主人公の精神的な支えであり、困難にぶつかり諦めようとしている主人公を励ましてくれる存在であることが分かります。
君の存在から一歩を踏み出す勇気をもらい、困難に立ち向かっていく主人公。
辛く苦しい今日も、いつかは過ぎ去り明るい未来が待っています。
「Everything’s gonna be alright」はヒーローである君からの主人公へ向けた言葉でしょうか?

「Everything is 喰らうSick」とは新型コロナウイルスのことを指しているのではないでしょうか?
ウイルスの蔓延により、一変してしまった私達の生活。
マスクの買い占めなど、他の人のことを考えていない行動も問題になりました。
そういった現代人の薄情さを表現しているように感じました。
至るところから聞こえてくる助けを求める声に対し、「Everything’s gonna be alright!」全てうまくいくよ!と声をかけてあげられるような人になりたいと願う主人公。
いつもヒーローに助けれられている自分のように、誰かのヒーローとして助けれられる存在になりたいという強い想いが伝わってきますね。

この部分の歌詞は、ドラマの喜多見先生と高輪先生を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
最初は仲が悪いように見えた二人ですが、お互いに協力しあって救助を行う中で絆が生まれ、心強い仲間の一人になりました。
そんな二人が揃えば何だってできる、どんな患者も助けられる、という想いが表現されている歌詞ですね。
誰かのアカリになった二人は、救助を待つ不安な心を優しく照らします。

誰かのヒーローになった主人公ですが、逆に助けた人の存在に勇気をもらっています。
主人公からその誰かに向けたメッセージですね。
これからの人生の中で楽しいことや難しいことに向き合わなければならない時が来るかもしれないけれど、あなたはあなたのままでいい、僕はあなたのヒーローであり、あなたは僕のヒーローだから。
そんな想いが込められているように感じました。

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さいごに
いかがでしたか?
ドラマの今後の展開も気になりますね。
GReeeeNのこれからの活躍にも注目です!
TOKYO MER(東京モバイル・エマージェンシー・ルーム)は、危険な重大事故、災害の現場にいち早く駆けつけ、最新の医療機器とオペ室を搭載したERカーで、負傷者を助けるために新設された救命救急のプロフェッショナルチーム。
7月4日に放送された第一話では、チームの発足記念式典最中に起きたバス事故に駆けつけたチーフの喜多見幸太先生(鈴木亮平)が消防隊の静止も聞かずに、危険な事故現場に突入し患者を助け、死者はゼロでしたが、後にその行動が問題視されチームの解散危機に直面します。
喜多見先生自身、アメリカで過ごした幼少期にショッピングモールでの銃乱射事件に巻き込まれ、両親を亡くすという辛い経験をしていました。
自身の過去から、「待っているだけじゃ、助けられない命がある」をポリシーとして掲げ、危険な現場に乗り込む喜多見先生、彼の熱意に周りの人間も感化されていきます。
TOKYO MERは、次々と起こる事故や災害の危険な現場で患者を助けることができるのでしょうか?