今回はadieu(アデュー)こと上白石萌歌さんの「愛って」という曲を歌詞考察していきたいと思います。
「愛って」は6月30日に発売される2ndミニアルバム『adieu2』に収録されている楽曲。
YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』では公開一ヶ月で約160万再生されるほどの人気です。
この楽曲はロックバンド「2」の古舘佑太郎さんが作詞作曲を手掛け、「女性に歌わせたい1曲」という想いで温めてきた曲だそうです。
古舘さんの大ファンだというadieuからの楽曲オファーで制作されたこの楽曲。
日々の生活の中で「愛」に気づいた主人公の心がストレートに表現された歌詞の内容を見ていきましょう!
adieu・古舘佑太郎 コメント
お二人のコメントをご紹介します。
新曲「愛って」を『THE FIRST TAKE』でひと足先に歌わせていただけること、とてもうれしく思います。
The SALOVERS時代から大ファンでした、2の古舘佑太郎さんが手がけてくださった大切な大切な曲です。
古舘さんの紡ぐ言葉のひとつひとつはどれも澄み切っていて、栞のように心に挟んでおきたいものばかりです。
この曲が、誰かの人生の大切な瞬間を温かく眩しく包むような光になりますように。
いつの日か誰かが、この曲を遠くまで連れてってくれるような気がしていたので、ライブなど人前で自ら歌うことは避けてきました。
唯一、大切な友人の結婚式で一度きり。
楽曲制作のお話をいただいたとき、もしかして、と思って提案させていただきました。
adieuさんが歌う「愛って」を聴き、彼女の歌声に思わず、僕の予感は当たっていた! と確信せざるを得ませんでした。
古舘さんも大絶賛のadieuさんの歌声。
曲のイメージともピッタリ合っていて歌詞もスッと入ってきますね。

「愛って」 歌詞考察!
それでは歌詞の意味を解釈していきましょう!
日常の中で君が与えてくれるもの

二人で過ごす日々が長くなればなるほど、お互いの存在が当たり前になり、特別が日常に変わるものです。
カレンダーを捲る回数が増えるごとに二人の気持ちが変化していることが表現されていますね。

どんなに普通な存在になったとしても、君がいてくれることで日々の幸せを感じることが出来ます。
永遠という不確かな言葉でさえも、君がいてくれるから今日は信じることができるのでしょう。

愛は形のない不確かなものです。
各々の愛を持っていて、それぞれがわがままなものですが、人の数だけあるありふれたものです。
君と一緒に過ごすことで愛の形に気づいた主人公。
君のことを想う気持ちが伝わってきますね。
たったひとつの願いとは?

一緒にいる時間が長ければ、意見がぶつかり喧嘩することも多くなります。
ほんの些細なことがきっかけで君と喧嘩し、寂しくなって途方に暮れている主人公の姿が目に浮かびます。

一緒にいることで日常の楽しいこと、嬉しいことを分け合うことが出来ます。
二人がぶつかりながらも過ごす意味は、日常の小さな幸せ・奇跡を分け合えるからなのかもしれません。

人それぞれが持っている愛。
主人公の持っている愛はただ君と一緒にいたいというちっぽけな願いでした。
君さえいれば他に何もいらない、それほど純粋に君を愛しているという主人公のメッセージですね。
どんな事があっても一緒にいよう

冬が来て寒くなっても、どんなに暗い夜でも、愛する君の手は決して離しません。
これからどんな事があっても君と一緒に生きていくんだという主人公の決意が感じられます。

君という存在が僕を強くしてくれる気がします。
守る人、愛する人がいる人間は強く生きていくことが出来ますよね。

曲の最後は君へのメッセージで締めくくられます。
これからも二人で日常に潜む小さな愛を見つけて、分け合って幸せに暮らしていこうというメッセージですね。
愛は、わがままなようでありふれていて、欲張りなようでちっぽけなもの。
形のない愛を見つける二人に送る応援歌の様に感じました。

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さいごに
いかがでしたか?
人類の最大のテーマの一つである愛とはなんなのか?について考えさせられる素敵な楽曲でしたね。
adieuさんの透明感のある綺麗な歌声ともマッチしています。
adieuさんの今後の活動も要チェックです!