今回は2022年4月15日に配信リリースされた「愛とか恋とか」の歌詞考察をしていきます。
「愛とか恋とか」は5月18日に発売されるメジャーセカンドアルバム「Assort」に収録される曲で、竹中雄大さんが作詞を、竹中雄大さんと沖聡次郎さんが作曲を手掛けました。
では早速歌詞の考察を始めていきましょう!

愛とか恋とか 歌詞考察
溢れだす君への思い

歌詞の中の登場人物は主人公の「僕」と恋人である「君」の二人です。
週の始まりである「月曜日の朝」は、殆どの人にとって「憂鬱」な日ではないでしょうか。
主人公も例外ではなく「憂鬱な気持ち」を抱えながら週の始まりを迎えています。
しかし、そんな気分を払拭してくれる存在「君」が主人公にはいるのです。
ただ次に「君と会う日」のことを考えるだけで、どんよりとした気持ちも何処かにいってしまい「心弾ませ」て一日の週の始まりをスタートさせられることができるようです。
家から職場もしくは学校への通り道にも「優しい風」が吹き抜けていく程、気分も晴れ晴れとし清々しさが感じられます。
それだけ主人公は「君」のことを思っているのがよくわかりますね。

好きな人がいると、その人の好みを知りたいと思うようになったり、自分も好きになったりする傾向があるかと思います。
「君が好きなもの」は「歌」「映画」「香水」などがあるようですが、主人公も知らず知らずのうちに好きになってしまっているようです。
これまで特に興味や好みでもなかった「歌」や「映画」に手を伸ばして、好きになってしまったり、「君」がいつも纏っている「香水の匂い」を好ましく思ったりと、「君」との付き合いにより主人公に変化が起こっています。
「君」を好きになることで、主人公に思ってもみない「好き」が増えていく様は微笑ましいですね。

ここでタイトルの「愛とか恋とか」というフレーズが出てきます。
「愛」や「恋」という言葉一言では表すことが出来ないほど、主人公の「君」に対する愛する気持ちは深いもののようです。
そしてその気持ちは「溢れ出して 止まらない」状態です。
更に、その主人公の愛情の量と「君」のそれが「同じかな」と思いを巡らし、その気持ちを会って「伝えよう」と「君」のもとに駆けつけます。
主人公の「君」への愛情は心の底から満ち溢れているのが垣間見られ、同時に情熱的な様子も伺えます。
未来の二人

ここでは、24時間ずっと主人公が「君」に心身共に寄り添っている情景が目に浮かびます。
主人公は、「君」と一緒にいない時には、一緒に過ごしていた時間を思い出して、まるで側にいるかのように感じています。
また携帯での「君」とのやりとりで、「通知」が来るたびに思わず笑みがこぼれてしまっています。
「君」を腕枕の状態で一緒に眠っている時、「夢でも」二人は一緒にいる様子です。眠っていても目覚めていても四六時中、主人公の頭の中は「君」のことでいっぱいであることには違いありません。
離れている時でさえ愛情が溢れている主人公ですが、「君」と一緒にいる時には更に愛に溢れているようです。

ここでは「守りたい」とあり、主人公が「君」を大切に思っているのがわかります。
更に、「明日」「未来」という言葉が並んでおり、今この時だけでなく、この先の将来の二人のことも考えていることがわかります。
また「預けてほしい」とあり、もっと主人公のことを頼って欲しいと考えているようですね。
そして主人公は「君以外」ほしいものはないと明言しており、いかに「君」のことを愛おしく思っているかが伺えますし、プロポーズのようにもとれるフレーズとも言えますね。
君だから愛する

ここは「君」のことが描写されています。
「君」の口癖は「なんともないよ」や「大丈夫だよ」といった言葉のようで、気丈に振舞う癖があるのがわかります。
やはり男性からすれば、女性のそのような言葉を聞くと、もっと頼ってくれたらと思ってしまうでしょうね。
主人公も「君」が弱さを隠したりせずそのままの「君」でいて欲しいと思っているようです。
そして主人公は「愛した理由」を提示していますが、「君以外には考えられない」とあります。
愛する理由は相手が「君」だから、という訳で究極の愛の言葉とも言えるでしょう。
「君」もそんな主人公に愛されて幸せなのではないでしょうか。

ラストのサビは1番サビのリピートとなっています。
口に出してしまうと途端に陳腐に思えてしまう「愛」や「恋」といった言葉ですが、それを超えるような愛情が主人公からは「溢れ出して止まらない」ようですね。

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さいごに
本楽曲「愛とか恋とか」は、一途に「君」を愛する「僕」のモノローグで構成されています。
「愛」と「恋」の後ろに「とか」という言葉がついており、言葉の薄っぺらさが表されています。本楽曲ではそんな言葉を超越した主人公の「君」への愛情がたっぷりと詰まったフレーズで溢れています。
恋愛初期の初々しさや、主人公の「君」への熱い想いが見事に昇華された「愛とか恋とか」。
本楽曲を手掛けたNovelbrightの今後の曲にも注目したいですね!