今回は、人気バンド・クリープハイプの新曲「愛のネタバレ」の歌詞を考察していきたいと思います。
9月8日には、尾崎世界観さんと長谷川カオナシさんがFM802「ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-」に出演し、「愛のネタバレ」について語ります。
また、タイトル「愛のネタバレ」にちなみ、「愛のネタバレの10のネタバレ」企画がスタート。
尾崎さんのTwitterアカウントでは楽曲の歌詞がネタバレ、番組のアカウントではDJ4人による感想のネタバレがされています。
その他にも様々なネタバレ企画が用意されているそうで、リリースまで、どんなネタバレがあるのか楽しみですね。
愛のネタバレ 歌詞考察
初めて見た時初めて見たと思えたそれだけで
当たり前だけどなんか嬉しかった
どこかであったような気がするよりもっと運命で
好きだと思ったんだ星5のうち3.2 なんとも言えないこの評価
好きか嫌いかで言えば好き でもここからはネタバレを含む
この人を好きな人は こんな人も好きだろうとか
誰かが決めた人じゃなくて ここからネタバレ
タイトルの「愛のネタバレ」とは、別れを指していると考えます。
二人が、出会って、恋をして、愛し合って、その先に待っているのは別れ。
この楽曲では、君と出会った主人公が、愛のラスト(別れ)を想像しネタバレしてしまう様子が描かれていると感じました。
“初めて見た時初めて見たと思えたそれだけで 当たり前だけどなんか嬉しかった”
冒頭では、君との出会いが歌われます。
当たり前だけど、初めて君を見た時は、初めて見たことを実感して、嬉しかった。
主人公の一目惚れであったことが伺えます。
“星5のうち3.2 なんとも言えないこの評価” という歌詞から、君と主人公の出会いは、マッチングアプリなどを使ったものなのではないかと考えました。
マッチングアプリで、写真を見て、メッセージのやり取りをして、やっと会えたからこそ、リアルで「初めて見たと思えた」ときに嬉しかったのではないでしょうか?
“この人を好きな人は こんな人も好きだろうとか”
この歌詞は、マッチングアプリのレコメンド機能を歌っているように感じます。
君の評価は3.2/5と、なんとも言えない数字でしたが、実際に会って、君に一目惚れした主人公。
しかし、ここからネタバレが始まります。
これでお別れ 握りしめた手 笑えないって 笑えがんばれ
夜のコンビニ 駅前の椅子 帰り道で泣きそうになる
っていうか泣いてる急上昇ワード1位「二人でいるのに一人みたい」
言われたあの日から いつまでも忘れられなくて
最後に見た時最後に見たと思ったそれだけで
当たり前だけどいつも愛おしかった
愛のクライマックスは「別れ」。
君と付き合った主人公が、二人の愛の終わりを想像しています。
“帰り道で泣きそうになる っていうか泣いてる”
君と別れた直後の主人公の深い悲しみが伝わってくる切ない歌詞です。
二人が別れてしまった原因は、君に構ってあげられなかったこと。
“急上昇ワード1位「二人でいるのに一人みたい」” とTwitterの要素が盛り込まれていますね。
しかし、主人公は君への愛がなかったわけではありません。
“最後に見た時最後に見たと思ったそれだけで 当たり前だけどいつも愛おしかった” という歌詞からも分かるように、君の愛おしさを噛み締めています。
主人公は、自分の気持ちを言葉にして伝えられていなかったのではないでしょうか?
愛おしいと思ってはいても、直接君に想いを伝えられていなかったので、君は孤独感を感じてしまったように思います。
主人公の後悔が伝わってくる歌詞ですね。
あの口コミで知りましたあなたの奥の方
蜂蜜みたいな味とか嘘ついたけどだから これでお別れ まるでネタ切れ
握りしめた手を振り払え
自分の家が自分の家過ぎて やっと笑えた
“蜂蜜みたいな味とか嘘ついたけど” というワードで思い出されるのは2012年にリリースされたアルバム『死ぬまで一生愛されると思ってたよ』に収録されている「蜂蜜と風呂場」という楽曲です。
「蜂蜜と風呂場」は、風俗嬢(月額定額制の僕の恋人)との関係を描いた曲でしたが、ここでは、二人が愛を深めている様子が伺えます。
でも、そんな関係もこれでおしまい。
“握りしめた手を振り払え” という歌詞からは、こんな関係は終わりにしなくてはという主人公の決意が読み取れますね。
別れた後、泣きながら家に帰ってきた主人公は、”自分の家が自分の家過ぎて やっと笑えた”。
自分の家が自分の家過ぎて、という歌詞は、当たり前過ぎて、あっけなさ過ぎてという思いが込められているように感じました。
誰かの落とし物 どこかで花火
たまに間違えるスーパーライト
初めて別れて 初めて別れたと思った
当たり前だけどそれが悲しくて 泣きそうになる
っていうか泣いてるぜんぶネタバレ
“誰かの落とし物 どこかで花火” という歌詞で、別れた後、うわの空で生活を送っている主人公の様子が歌われています。
“初めて別れて 初めて別れたと思った” 主人公にとっての初恋であったとは考えづらいので、ここでは、初めて別れたんだと実感するほど本気で好きになった相手だったことを表しているのでしょう。
評価がまあまあでも、実際に会ってみて好きになった。
付き合って、色々な経験をしたけど、結局最後は別れてしまった。
君との別れが悲しすぎて泣いている。
というネタバレ。
君に初めて会って、声をかけようとした時、こんな結末が浮かんでしまって躊躇してしまったのでしょう。
盛大な愛のネタバレを食らった主人公は、結末を知りながらも愛を求めるのでしょうか?
本当に主人公のネタバレどおりに進むのでしょうか?
続きの気になる歌詞ですね。
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さいごに
いかがでしたか?
Twitterで開催中の愛のネタバレ企画も気になりますね。
これからの活躍にも注目です!