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愛の花【あいみょん】歌詞の意味を考察!NHK連ドラ『らんまん』主題歌!双葉とも繋がる歌詞に注目

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今回は、人気シンガーソングライター・あいみょんさんの新曲「愛の花」の歌詞を考察していきたいと思います。

4月3日から放送開始となるNHK連続テレビ小説『らんまん』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。

4月5日には、シングルとして先行配信も決定しています。

歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?

ドラマの内容と合わせて見ていきましょう!

連続テレビ小説『らんまん』

2023年4月3日から放送がスタートする連続テレビ小説。

神木隆之介さん、浜辺美波さんなど人気俳優が出演されています。

イントロダクション

好きなもののため、夢のため、一途に情熱的に突き進んでいく!

春らんまんの明治の世を舞台に、植物学者・槙野万太郎の大冒険をお届けします!!

連続テレビ小説108作目『らんまん』は高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。

その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花の情景とともに描き、日本の朝に癒しと感動のひとときをお届けします。

時代は幕末から明治、そして激動の大正・昭和へ ― そんな混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)と その妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描きます。

公式ページより

脚本・長田育恵さんによるオリジナルストーリー。

どんなドラマが繰り広げられるのか、放送が楽しみです!

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愛の花 歌詞考察

今回の考察では、2022年3月24日に4枚目の配信限定シングルとしてリリースされた「双葉」と関連付けながら、考えていきたいと思います。

連ドラ「らんまん」のネタバレを含みます。

言葉足らずの愛
愛を貴方へ
私は決して今を
今を憎んではいない

歪んだ雲が空を
空を濁して
私の夢は全て
全て置いてきたの

命ある日々
静かに誰かを
愛した日々

出典:愛の花 / 作詞・作曲:あいみょん

「双葉」では、残された時間の少ない母親から愛する我が子へ向けたメッセージが歌われていました。

今回リリースされた「愛の花」の歌詞を見ると、成長した子供(以下、双葉ちゃん)と天国にいる母親との会話のように感じられました。

冒頭の歌詞は、お母さんから双葉ちゃんへの言葉なのではないでしょうか?

“言葉足らずの愛 愛を貴方へ 私は決して今を 今を憎んではいない”

双葉ちゃんが小さい頃に亡くなってしまったお母さんは、天国から我が子の成長を見守ります。

直接声をかけることは出来ないけれど、精一杯の愛を貴方(双葉ちゃん)へ送り続ける。

そばに駆け寄ることは出来ないけど、そんな「今」を憎んではいない。

“歪んだ雲が空を 空を濁して 私の夢は全て 全て置いてきたの”

歪んだ雲、濁る空は、天国と現世の隔たりを表しているように思います。

自分の夢、未来は全て双葉ちゃんのために置いてきたんだという母親の強さが読み取れます。

「双葉」では、夢の中で会いに行くと歌われていましたが、「愛の花」でも、お母さんが自分の子を想う気持ちの強さが伝わってくる素敵な歌詞が紡がれています。

ドラマ『らんまん』でも、第5話で主人公の母親・ヒサが亡くなってしまいます。

「双葉」とも『らんまん』ともリンクした、あいみょんさんの作詞センスが素敵すぎます。

空が晴れたら
愛を 愛を伝えて
涙は明日の為
新しい花の種

恋に焦がれた人は
人は 天の上
いつかあの場所で強く
強く手を結び抱いて

緑ゆれてる
貴方の声が聴こえた気がする

出典:愛の花 / 作詞・作曲:あいみょん

空が晴れ、天国と繋がったら、貴方の愛を伝えてほしい。

双葉ちゃんの成長を近くで見ることが出来なかった母親の願いが歌われているような気がしました。

“涙は明日の為 新しい花の種” という歌詞は「双葉」の”悲しみなんかは気づけば雨になる 心耕し花が咲くまで 可愛く揺れなよ双葉” の部分と通じるものがありますね。

“恋に焦がれた人は 人は 天の上 いつかあの場所で強く 強く手を結び抱いて”

この部分からは、子供(双葉ちゃん)の目線で歌われています。

愛する母は天の上、幼くして死別してしまったお母さんにもう一度会いたいという想いが伝わってきますね。

その想いに答えるように周りの草花が揺れている情景が目に浮かびます。

空が晴れたら
逢いに 逢いに来て欲しい
涙は枯れないわ
明日へと繋がる輪

木漏れ日と笑う
大切な人を
失う未来なんてこないで?

出典:愛の花 / 作詞・作曲:あいみょん

再び、母親目線での歌詞が歌われます。

逢うとは、親しい人、好きな人と1対1で対面すること。

「双葉」で歌われていた “いつかまた瞳を覗かせて” といった歌詞とリンクしているように思います。

“涙は枯れないわ 明日へと繋がる輪”

これからの人生の中で、たくさんの恋をして、運命の人に出会うまでは悲しい経験もするだろうけど、いつかきっと花が咲く。

天国の母親からのメッセージが込められている歌詞だと感じました。

“大切な人を 失う未来なんてこないで?”

これは、子供という大切な人との時間を失ってしまった(死別してしまった)自分の辛い経験を、子供にだけは絶対にさせたくないという母親の愛から出た歌詞なのではないでしょうか?

空が晴れずとも
愛を胸に祈るわ
貴方に刺さる雨が
風になり
夢を呼び
光になるまで

空が晴れたら
愛を 愛を伝えて
涙は明日の為
新しい花の種

出典:愛の花 / 作詞・作曲:あいみょん

そばに駆け寄ることは出来なくても、話を聴いてあげることが出来なくても、貴方への愛を胸に祈っている。

貴方に降りかかる雨(辛い出来事)が、未来の糧になるまで、ずっと祈り続けている。

“涙は明日の為 新しい花の種” という歌詞からも、涙(辛い出来事、困難)は、いつかキレイな花を咲かせる種になるんだという想いが読み取れます。

空が晴れたら
逢いに 逢いに来て欲しい
涙は枯れないわ
明日へと繋がる輪

言葉足らずの愛を
愛の花を貴方へ

出典:愛の花 / 作詞・作曲:あいみょん

4月3日放送の「鶴瓶の家族に乾杯」に出演したあいみょんさんは、「愛の花というワードは、当初タイトルだけの予定だったけど、レコーディングの一番最後に入れました。」とコメントされています。

芽が出て、双葉になり、成長して最後には大きな「愛の花」を咲かせる。

人の一生を花の成長で喩えた素敵すぎる作品でした。

母親に見守られながら、育った双葉ちゃんはいつか大きな愛の花を咲かせることでしょう。

まだ始まったばかりですが、これからの『らんまん』のストーリーとも関係している部分があるかもしれませんね。

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さいごに

いかがでしたか?

ドラマの続きも気になります。

心に響くあいみょんさんの歌詞、これからの活躍からも目が離せません。

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