今回は人気ボカロP・DECO*27(デコニーナ)さんの新曲「愛言葉IV」の歌詞を考察していきたいと思います。
2009年にリリースされた「愛言葉」2013年の「愛言葉Ⅱ」2018年の「愛言葉Ⅲ」に続く愛言葉シリーズの最新作。
他の愛言葉シリーズと同じく、すべてのファンと初音ミクへの感謝の気持ちが込められている層です。
MVのイラストは、DECO*27さんの人気曲「ヴァンパイア」「ヒバナ」を手がけた八三が担当されています。
「愛言葉III」から約3年半ぶりにリリースされた新作はどんな歌詞なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

愛言葉IV 歌詞考察

前述の通り、この「愛言葉IV」という楽曲ではファンと初音ミクに向けた感謝が歌われています。
このことから、歌詞に出てくる「君」は、ファンと初音ミクを指しており、主人公はDECO*27さん自身だと考えることが出来ます。
2008年からニコニコ動画で初音ミクを使った楽曲を投稿し始めたDECO*27さん。
その当時は、今の人気など想像もしていなかったのでしょう。
<“最高“で止まらないように更新したい>
現状が”最高”だからといって、満足しないように自分自身に呼びかけているように感じます。
DECO*27さんの27という名前の由来は、2が好きなこととラッキーセブンの7です。
2が好きな理由について「1番よりも2番で常に上を見ていたいから」とコメントしていました。
常に挑戦し続けるチャレンジ精神を持ち続けているからこそ、今の人気があるのかもしれませんね。
叶えたい夢は、まだ誰も到達したことのない高み。
その夢を叶えるまでには、辛く厳しい道が待っていることでしょう。
でも<僕ら>=「DECO*27・初音ミク・ファン」は止まれない。
これからも付いてきてほしいという願いが歌われています。

遥かな夢に向かって曲を作り続けるDECO*27さんですが、たまには助けを求めることもあります。
<僕だけじゃ作れないモノ>
DECO*27さんの作るボカロ曲は、初音ミクがいるからこそ完成しますし、聴いてくれるファンがいるから成り立ちます。
そのかけがえのない存在である「君」を置いていくことはありえないと強く訴えかけていますね。
<君がくれた音に 弾けた火花に 初めましてから ずっと恋しちゃってるんだよ>
初音ミクと初めて出会った時の衝撃、ファンからの温かい言葉への感謝が綴られています。
これからもずっと一緒にどこまでも進んでいこうという決意が表現されていますね。

<一途になるほど 逃げたくもなったよ>
この歌詞は、2013年DECO*27としてやりたいことは全部やりきったという想いからアーティスト活動自体をやめる予定だったときのことを描いているのだと感じました。
「さよなら」だったアルバムを「これからもよろしくね」にした理由は、イベントで流れた自分の曲で盛り上がっているファンを思い出したから。
一度は逃げようとした自分を呼び止め、活動を続ける原動力になってくれたファンの人への感謝のメッセージのように聴こえました。

ここまで、たくさん自分を救ってくれた「君」
そんな「君」に僕が出来ることは何でしょうか?
<まだまだまだまだあるけど 驚かせたいから内緒なんだ>
という歌詞から、DECO*27さんの中には思い浮かんでいることがわかります。
いつも大きな愛を与えてくれる「君」にどんなサプライズがあるのか楽しみですね。

繰り返しになりますが、ここまで自分を支えてくれた「君」に対する感謝と、これからもよろしくねという気持ちが込められていますね。

この記事をご覧になっているファンの方はお気づきだと思いますが、歌の中には、たくさんの過去曲要素が散りばめられていましたね。
この過去曲要素は、これまでDECO*27さんと「君」が歩んできた軌跡。
過去の曲を振り返りつつも、これからもっと飛躍していくんだというチャレンジ精神が伝わってくる素敵な楽曲でした。

1ヶ月無料で音楽聴き放題!
通常880円/月のAmazonMusicUnlimitedが今なら1ヶ月で体験可能!
この機会に聴き放題サービスをお試ししてみよう!
いつでも解約OK!
さいごに
いかがでしたか?
DECO*27さんの愛が詰まった「愛言葉Ⅳ」
内緒のサプライズは何なのでしょうか?
これからの活躍も楽しみですね!