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After Party【yonawo】歌詞の意味を考察!噂のアフターパーティーとは?見るに耐えない結末に衝撃が走る

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福岡出身の4人組バンドyonawo(ヨナヲ)の7thシングル「After Party」の歌詞の意味を考察します。

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After Party 歌詞考察

言葉の響き重視?

憧れの 君の手を取り ひとり
涙ぐんだようだが 心はもう溢れてる
知らない まだ知れない
Hold me tight NO かたじけないね
keep on rolling…
keep on trying…

keep on trying…
keep on rolling…
keep on crying…
keep on smiling…

keep on trying…
keep on rolling…
keep on crying…
keep on smiling…

出典:After Party / 作詞・作曲:荒谷翔大

2022年1月に福岡から上京し、プライベートスタジオ兼シェアハウスの「Yonawo House」で共同生活を始めたyonawoのメンバー4人。

「After Party」は上京後、最初に制作された楽曲ですが、歌詞は福岡で書かれたそうです。

「憧れの君」は思いを寄せる人のようでもあり、音楽活動においての「憧れの地=東京」なのかもしれません。

ただし、ラブソングとしても上京ソングとしてもよくわからない内容です。

好きな人と手をつないだのなら「ふたり」になりそうな気もしますが、なぜか「ひとり」だけが描写されています。

地元で好きだった人とようやく手をつなげたものの、上京するため離れなければならず、悲しくて「涙ぐんだ」という話でしょうか。

ところが「涙ぐんだ」ではなく「涙ぐんだようだ」と他人事のように語っていて、自分が泣きそうになったのかどうかさえはっきりしない雰囲気が漂います。

さらに「溢(あふ)れている」という「心」は「嬉しさ」なのか、「悲しさ」なのか、感情も読み取れません。

自分を客観視すると「涙ぐんだようだ」けれども、「溢れた」のは「涙」ではなく「心」だったとすると、「悲しくて泣きそうになったけれども、嬉しい気持ちが溢れた」と解釈できそうです。

あるいは「上京することになり感動のあまり泣きそうになったものの、出たのは涙ではなく音楽活動に対する思いだった」という話でしょうか。

誰が何を「知らない」のか、いったい何(誰)に対して「かたじけない」と謝っているのかも曖昧です。

地元で好きだった人と最後に手をつなぐことはできたけれども、抱きしめようとしたら拒否され(Hold me tight NO)、謝罪という展開かもしれません。

英語の部分は「挑戦して、転がって(失敗して?前進して?)、泣いたり笑ったりし続けよう」といったニュアンスです。

「まだ知れない」とのことなので、「今のところ意味はわからない」が正解のような気もします。

「ベッドタイム・サウンド」がテーマのコンセプトEPをリリースしたこともあるほどリラックス感を重視しているバンドなので、意味よりも言葉の響きの心地よさにフォーカスしているのでしょう。

そう考えると、語尾の母音が「い段」の「(手を)取り、ひとり、知らない 知れない、Hold me(ホーミー)、tight(タイ)、かたじけない」から、語尾が「イン、リン」の「trying、rolling、crying、smiling」へと流れながら韻を踏んでいることがわかります。

昼間の路地で見かけた
見慣れた半世紀過ぎの男に招待状
見るに耐えない輩を祝うパーティー
関係者のみの参加 アフターパーティー

出典:After Party / 作詞・作曲:荒谷翔大

「顔見知りの50代の男性に招待状を渡して、輩(やから、たちが悪い人)を祝うパーティーと関係者のみのアフターパーティーをしよう」という話かもしれませんが、やはりほとんど意味はないでしょう。

もしかしたら「地元の音楽活動=1次会(パーティー)」に対する「上京後の音楽活動=2次会(アフターパーティー)」になぞらえて、物語を紡いでいるのかもしれません。

いずれにしても「見かけた→見慣れた→見るに耐えない」という言葉遊びを楽しむのが良さそうです。

最上階の親殺しを喜劇にできない悲劇
寿司詰め 劇場はニューヨーク
歓声 悲鳴と大ブーイング
出来ないことはしないで
させないで 何が何でも試さないで
ごろごろもがいて keep on trying…
泣きべそかいても keep on crying…
ごろごろ転んで keep on rolling…
つれない面でも keep on smiling…

出典:After Party / 作詞・作曲:荒谷翔大

「アフターパーティーの悲劇」的なミステリーを描こうとしたものの「出来ない」ようなので、「最上階、歓声」などの語尾の「い段」の連発や「つれない面(つら)」などの韻や言葉の響きを楽しみましょう。

衝撃の結末とは?

憧れの 夢の手を取り ひとり
花は散ったようだが 心にまた種を蒔く
知らない まだ知れない
Hold me tight NO かたじけないね
keep on rolling…
keep on trying…

keep on trying…
keep on rolling…
keep on crying…
keep on smiling…

keep on trying…
keep on rolling…
keep on crying…
keep on smiling…

出典:After Party / 作詞・作曲:荒谷翔大

1番の「憧れの君」が2番では「憧れの夢」になりました。

「花は散った=失恋」と解釈すると、1番はラブソング、2番は上京ソングという位置付けなのかもしれません。

ただし「花は散ったようだ」と相変わらず断定されていないところに着目すると、どのようにも解釈できるようにあえて曖昧にしていと考えられます。

あるいは音楽活動に関しても「地元では花を咲かせられなかった」という心残りがあるのでしょうか。

もろもろ匂わせつつ、「アフターパーティーの悲劇を描けなかった」ことが「花は散った」に相当するとも解釈できそうです。

これが噂のパーティー
見よう見まねで躓くダンシング
鬱を片手にスマイル
君に惚れ惚れで 辛い
見るに耐えない我らを祝うパーティー
これが噂のアフターパーティー

出典:After Party / 作詞・作曲:荒谷翔大

相変わらず「見よう見まね→見るに耐えない」といった言葉遊びや「躓(つまず)く、鬱(うつ)」などの韻が多発しています。

このように何らかの物語が紡がれているようで、意味ははっきりせず、言葉の響きやサウンドの心地よさを楽しむのが「躓くダンシング=噂のパーティー」のようです。

そのうえで自虐的に「見るに耐えない我らを祝う」のが「噂のアフターパーティー」というオチでした。

ラストに「あなたは」に続いて、冒頭の「憧れの~keep on smiling…」が繰り返されます。

何と、自分語りではなく「あなた=リスナー」の物語だったというどんでん返しまでありました。

そうなると「涙ぐんだようだ」という推量の表現が適切だったことになります。

「見るに耐えない我ら」の「我ら」にはリスナーも含まれていたというか、自分語りだと思い込んで考察しようとしていたリスナーこそが「見るに耐えない」状態になり、「まだ知れない」の前フリがようやく理解できることになります。

楽曲の最後の最後というか、聴き終わってから一杯食わされたと気づくところが「噂のアフターパーティー」だったのではないでしょうか。

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さいごに

ラストに「あなたは」と主語が付け加えられたことで、リスナーが主人公の物語として、もう一度最初から考察し直す必要が生じました。

まさに「手遅れ」という意味の「後の祭り」ですが、これこそが「アフターパーティー」、各々でお楽しみください。

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