今回は、人気ユニット・YOASOBIの新曲「アドベンチャー」の歌詞を考察していきたいと思います。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが4月6日まで実施しているキャンペーン『ユニ春』のテーマソングとして書き下ろされた「アドベンチャー」
一般募集した「パークでの学生時代の忘れられない思い出」のエピソードからグランプリに輝いた「レンズ越しの煌めきを」を原作に作成されました。
どんな歌詞になっているのでしょうか？
早速見ていきましょう！
アドベンチャー 歌詞考察
いつもの一日から抜け出して
目が覚めるような冒険の舞台へ
回る地球儀を目印に
さあ今会いに行こう
特別な一日に
USJでの忘れられない思い出をテーマに募集したエピソードの中からグランプリに輝いたペンネーム・菜葵さんの「レンズ越しの煌めきを」
四国に住んでいた主人公にとって、大好きなスヌーピーがいるUSJは、はるか遠くの夢の場所。
中学校の修学旅行で初めて足を踏み入れたときは、時間を忘れて楽しみました。
冒頭の歌詞には、日常を忘れさせてくれるUSJのワクワク感が詰まっていますね。
緑萌ゆる新しい季節に
一人見つめたブルーライト
顔も知らない友達にも満たないクラスメイト
想定外の暮らしこんなんじゃない
妄想した理想と真反対に
淡々と過ぎる毎日
でもやっと会えるね
想像と現実が交わって
高鳴る胸押さえられない
近畿地方の大学に進学が決まった主人公は、憧れのひとり暮らしと、大好きなUSJに好きなだけ行けるという夢のキャンパスライフを妄想していました。
しかし、主人公の理想の大学生活は、新型コロナウイルスの感染拡大によって打ち砕かれます。
完全オンライン授業の中、画面上でしかやり取りのないクラスメイト。
自分の想像とはあまりにも違うキャンパスライフに寂しさを感じています。
“一人見つめたブルーライト 顔も知らない友達にも満たないクラスメイト 想定外の暮らし” という歌詞は、そんな主人公の戸惑いを表現していますね。
オンライン授業だけの大学生活が始まって半年が過ぎたある日、グループラインでの呼びかけで、やっとリアルでクラスメイトに会えた主人公。
これまで “顔も知らない友達にも満たないクラスメイト” だった人たちが、素敵な友達に変わります。
次に遊ぶ場所はユニバに決定したようです。
約束の場所は
夢見ていた場所
忘れられない一日が
今始まる待ちに待った今日は特別な日
日常から少しはみ出して
ほらシャッターを切って写し出せば
どうしたって
零れるような笑顔ばかり
待ちに待った「大学の友だちとユニバ」が実現する日。
“ほらシャッターを切って写し出せば どうしたって 零れるような笑顔ばかり”
主人公の喜び、楽しさが伝わってくる素敵な歌詞ですね。
ゲートの先に待っている非日常の夢の空間。
ユニ春のキャンペーンにぴったりです。
誰かが言い出して飛び乗ったコースターも
お揃いのカチューシャも
かけがえの無い瞬間で溢れてる
待ち時間さえも愛しく思える次はどこに行こうか
軽やかに歩く
不思議なほどに
気が付けば過ぎている時間
主人公がスヌーピー好きを公言していたことで、みんなでスヌーピーのカチューシャを付けていったそう。
修学旅行のときと同じく、時間を忘れて楽しんでいる様子が伝わってきます。
太陽が沈んだ街を飾る
光が織りなすパレードに
心奪われ噛み締める
本当にここに来れて良かったな待ちに待った今日は特別な日
いつも通りから飛び出して
ほらシャッターを切っても写せない
思い出がいつでも待っている
春も夏も秋も冬も
この場所で見つけた笑顔が
ひらひらと幾つも積もっていく
さあ次はいつ会いに行けるかな
「ハリウッド・エリアからニューヨーク・エリアにかけてのラグーン沿いを一望できるその景色は私たちを魅了するのに十分だった。
友達を待つというこの時間さえもこれほどまでに美しくしてしまうのかと、その景色に酔いしれるしかなかった。
とっさにスマホを取り出し画面におさめたが、その輝きは画面越しには写らなかった。(本文より)」
ジェットコースター好きの友達が、2回目のハリウッドドリームザライドを楽しんでいる間、乗らなかったメンバーでユニバ内の散歩に出かけた主人公は園内の素敵な景色を目にします。
カメラには映らない特別な思い出。
ユニバに行ったことがある人は共感できるのではないでしょうか？
当たり前から抜け出して
限界の無い冒険の舞台へ
回る地球儀を目印に
さあ今会いに行こう
特別な一日に
大きな地球儀が出迎えてくれる非日常。
主人公の心に「夢」として存在し続け、思い出の横にあり続けてくれる特別な空間・USJ。
たくさんの夢が詰まったUSJへの想いが伝わってくる素敵な楽曲でした。
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さいごに
いかがでしたか？
曲を聴くだけで、ユニバでの楽しい思い出が浮かんできて、また行きたくなりますね。
これからのYOASOBIの活躍からも目が離せません！
